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これ以上長く書くのはキツいので大幅に割愛しますが、
半年近くをかけて、「DAHLIA」「Singles」「Jealousy」「BLUE BLOOD」と聴き込んでいって、
同時に「破滅へ向かって」「DAHLIA TOUR FINAL」のビデオも観ることが出来ました。


大袈裟な言い方ですが、素直に言います。

これでもう完全に惚れちまった・・。

hideに、というのももちろんですが、Xにです。




バラードの、思わず「何でこんな曲が書けるんだろ」って言ってしまいそうなくらいのキレイさ。
そしてHR(ハードロック)曲のパフォーマンスと「ズバ抜けた」完成度。
まさにヴィジュアル系の先駆者って感じの、ド派手なメイク。
だけどカッコよくて、茶目っ気たっぷりなステージ。
合間にKに聞かせてもらった、彼らの様々な暴走や爆笑「事件」エピソード、などなど。


どれを取っても、当時の俺が見た事のないバンドでした。
存在感もそうだけど、
「テクニックで言ったら、日本最高のバンドだ!」と思いました。


ズバ抜けたテクニックなら、「Silent Jealousy」
バラードなら、「Say Anything」(俺はEndless Rainよりもこっちです)。
で何より、ノリなら「紅」、そして「X」(一度観客の皆と一緒にXジャンプやってみたかった・・・)。



昔のX関連の記事で、
「天才級のメンバーがいるバンドは日本にも結構いると思います。
でも、そういうメンバーが5人揃ったバンドは、俺はX以外知らないです・・」
て書いた記憶があるけど、今でもそう思っています。


凄い、本当に凄い5人(TAIJI含めると6人)なのに、気取った風がまるで感じられない。
神経質なまでの作品に対するこだわりと、
それと同じくらいの、気合たっぷりのファンサービス精神。
いつもそんな雰囲気が感じられるバンドでした。



そんな最強メンバーの中で、YOSHIKIバリに一際目立った格好をしていた男。
リズム隊だけど歌えて、作詞も作曲も出来て、
すっごい愛嬌たっぷりにステージを走り回ってたのが、HIDEでした。



A先輩やKに借りたあらゆるものを観て、聴いた後、
俺は今さらながらに、彼の事を「大好き」になっていました。




それからというもの、
A先輩は受験間近でもう俺にhideの話をするどころではなくなっちまったのですが(汗)、
代わりにKが日頃からいろんな話を聞かせてくれました。



そんな時、KがあるCDとビデオを貸してくれたんです。
CDは、シングル「TELL ME」「Hi-Ho」「Beauty & Stupid」
X時代にソロ「hide」として活動してた頃の曲です。
それとMステとポップジャムでの「ROCKET DIVE」演奏と、
「TELL ME(2000ver)」のPVの入ったビデオでした。


ケーブルテレビで流れた「TELL ME」をすかさずビデオに撮って、
何度も見たんだけど、どうしてもあたしは泣いちゃう。
暇なときにでも見てみてね。
と言われ、その日のうちに見ました(笑)。



テレビに出演する、生前のhideがいました。
Mステでタモさんとしゃべってる時も、何かだるそうな表情で(笑)。
でもボソボソとしゃべりながら、キチンと静かな「笑い」を入れる。


ライヴでの暴れっぷりとは全然印象違うけど、
おそらくこっちが「地」っぽいこのキャラも凄い良いです。



それとは打って変わって、演奏時はやっぱ暴走してました。
両手を振り回してステージを飛び跳ねてます。
何かもう、背中に羽でもくっついてんのか!?ってぐらいに(笑)。


ポップジャムの「ROCKET DIVE」演奏では、
客席に向かって、のっけから「オハヨウゴザイマスッ!!」とシャウトしたりもして。



そんで・・・
最後に「TELL ME(2000ver)」のPVを見ました。
さっきまでテレビに映る姿を見て興奮しっぱだったのに、
今までもライヴ映像とかは見てきてたのに、


PVの前奏が始まった途端に、
何かボロボロ泣けてきて・・・


hideを聴き始めて3年近くになって、初めて、
「ああ、この人はもう本当にいねえんだ・・・」
「今さら会いたくなっても、もう二度と会えねえんだ・・・」
と実感したんです。



PVは、内容が過去のPVとライヴ映像が組み合わさったような作りになっていて、
画面の中ですっごい楽しそうに笑ってるんですよ、hideが。


結局、PV終わってもギター握ったまま数分間、男泣きです。
後にも先にも、生まれてこのかたアレ以上号泣したことって本当に無いです。




Kから借りたCDに至っては、本当カッコいい・・!
「カッコいい」しか言えない自分の語彙力の無さが、ホントに嫌だ・・。


「ベタ褒めすんのは、単にhide好きだから、ってのもあるんじゃないの??」
って言われると、確かに半分はその通りかもしれません。


hideのソロ曲は、彼が歌ってなかったらその半分も魅力が発揮されないと思うし。
(清春がカバーした「Beauty & Stupid」などは除きます。アレは凄いハマり役だった・・)


でも、それはクオリティーの低い曲が、hideっつう有名人に歌われてるからまだマシに聴こえる、
という意味では決してありません、決してね。


本体の「X」というバンドが存在する中で、合間のソロ活動でよくここまでの曲を・・・
って感じてしまうくらい、恐ろしくクオリティーが高いです。
一度聴いてもらえば、分かってもらえると思います。


誰でも一緒に口ずさめそうな曲、たくさんあるけど、
完璧に「操縦」出来るのはhideしかいないなぁ、と、つくづく感じます。




「ハ~イホ~♪」って、何ともタリラリラ~ンな雰囲気を歌ってたかと思えば(「Hi-Ho」)、
エッジの効いた「Beauty & Stupid」の様な「必殺」を持ち出してくる。
持ち出して来たかと思えば、締めの「あはは~」って歌詞で、落としてくる。


「ROCKET DIVE」でステージ中をすっ飛んでたと思えば、
遠くを見つめて歌う「TELL ME」で、キレイに曲を走らせてく。



「X」のYOSHIKIが、ロックとクラシックの融合を目指してたんだとしたら、
hideはもしかしたらソロで、ロックとポップの融合を目指してたのかもしれない。
いや、っつうよりもあらゆる「ジャンル」の境界を、失くしたかったのかも・・。



いろんな顔を持ってるけど、自分の真ん中に芯を持ってる人。
一回聴いただけで「あ、コレhideだ」と分かるけど、どれとも似ていない「個性」を曲それぞれに吹き込める人。


たくさんのリスナーに対して、
「モデル」になり、「ミュージシャン」になり、そして「エンターティナー」になれる人。
俺の、憧れ。


それが彼、hideです。




高2か3の頃、一度Kとこんな話をした事があります。


「Xでダントツで人気があったのはYOSHIKIだけど、一番好かれてたのはHIDEだったのかも、て思う」
とKが言って、俺は何気に訳を聞きました。


「遠巻きに見るとおっかないくらいのオーラがあるけど、人懐っこい性格が滲み出てる感じがするから」
「カッコいいのに、かわいいから」
「・・矛盾してるけどねぇ・・(笑)」
Kは、確かそんな事を言ってた。



それを聞いて、今でも何でかよく分からないけど、俺は言いました。
死んで「hide人気」が再燃してからファンになって、
人づてに昔の曲を聴いて、
「アレがいい」だの「コレがかっこいい」だの、「コレ聴いて泣いた」だの、
生前のhideもXも知らないくせにほざいてる俺みたいな「超ミーハー」は、
hideや昔からのファンからしたら、すんげえムカつくのかな・・・って。



したらKは「・・かもね(笑)」って言った(汗笑)。
けど、すぐに「んでも・・」って付け加えました。

「んでも、あたしもミーハーみたいなもんだったけど、
hide生きてたら、ファン歴とかライヴ回数とか、そんなのはあの人たぶん気にしなかったと思う。
曲を聴いて、笑ったり感動したりしてくれたら、素直に喜んでくれたんじゃないかな」
「hideはきっと、そういう人だよ」



hideから言われた訳でもねぇのに、何かすごい救われた気分になった。
こんな俺でも「ファンです!」つっていいんだ・・
そう思えたのが、何か泣きそうなくらいメチャクチャ嬉しかったんです。