イメージ 1

イメージ 2

日数が少し経ってしまいましたが、
今週の5月2日は、hideの9回忌でした。
(亡くなった年が1回忌になるのだそうですね)



hide・・・と聞いてピンを来る人はどれくらいいるのでしょうか?
「XのHIDE」と聞けば分かりますか??


もしかしたら、最近の中高生くらいだと、
ほとんどの人がhideと言われても、あるいは「X JAPAN」と言われても、知らないのかな。


今日はhideについて語ろうと思います。
「XのHIDE」「ソロのhide」、好きな曲は本当に「数え切れない」ほどあるのですが、
それらを加えたら、到底この記事の分量にまとめられません。
なので、今日はhideについて俺が思っている事を中心に書きます。


「hide知らない」という人。
うまく書ける自信ありません、けど、よかったら読んでいってくれると嬉しいです。




俺が「hide」を知ったのは、98年。中1の時です。
前年に彼が所属していた伝説のバンド「X JAPAN」が解散をして、
この年、98年の初めからソロ・プロジェクト「hide with spread beaver」として活動をしていた頃でした。


あの頃の俺は、「やっと」音楽やCDというものに興味を持ち出して、
初めて買ったMr.Children「名もなき詩」を通して、ミスチルにハマりだしていた感じです。


「X JAPAN」と言われても、
紅白で前に観たような気がしないでもない、観たっけ?・・・という程度。
なので、「X解散」というニュースも、当時どこかで目にはしていたのかもしれませんが、
頭には入っていなかったと思います。


「そんな事」よりも、中1の俺にとっては、
やっと何曲か曲を覚えたミスチルが活動を休止してしまっている事の方が、よっぽど深刻でした。




98年初め。

「hide with spread beaver」の「ROCKET DIVE」という曲のPVを、どっかの音楽番組で観ました。
大勢のメンバーを従え、両手を背中に回して歌うhide。
当時の俺にはカッコいいというより衝撃的だった、ピンク色の髪の兄ちゃん。


これが、俺とhideの出会いです。
大袈裟だけど・・。


「スピードフリィークス!ベベ!ロケッダイッ!!」
このサビを聴いて、純粋に「いい曲だなー」と思いました。
でも同時に当時の俺は、見た目や雰囲気を見て、
「これからも聴き続けたい」っていうアーティストではねぇな、とも思っていました。




その年の5月。

彼は突然逝ってしまった。
このニュースはよく覚えてます、とにかく連日流れてたっけ。
俺はこの一連の報道で、初めてhideがX JAPANのメンバーだった事を知りました。


告別式も凄かったように思います。
「後追い自殺も深刻化していて・・・」
「告別式には、X JAPANのメンバーも参列して・・・」
「延べ○万人の参列者が・・・」
さっきも書いたけど、本当に「連日」どっかのチャンネルでこんなコメントが流れてました。


でも別に、特別な気持ちは全く湧かなかった。
「hideさんて人、観たことあるけど死んだの?」
「Xって凄いバンドだったの?」
「hideも凄い人だったの?」


Xというバンドの、hideというギタリストの何が「凄い」のか分からなかった。
別に、当時は知ろうとも思いませんでした。




その直後に立て続けにリリースされたシングル「ピンクスパイダー」、そして「ever free」
意外にも、これも「あれ、また何かいい曲だなぁ」って思ってた。
けど、特に買うには至らず・・。




そんな俺が、遂にhideの音楽に目覚めたきっかけが、アルバム「Ja, zoo」です。
これまでにリリースされた「ROCKET DIVE」「ピンクスパイダー」「ever free」
それに、死後残された彼の音源を元に完成したシングル「HURRY GO ROUND」
これら4曲が含まれてる、「hide with spread beaver」最初で最後のオリジナルアルバム。


どの曲も「結構いい」と思いながらも、どの曲も買ってなかった俺は、
これを機に「Ja, zoo」だけ買ってみることにしました。


・・・本当に良かった。




スピード感のある曲をほとんど聴いたことのなかった俺には、純粋に「ROCKET DIVE」がカッコよかったし、
従来俺が「hide」という人に抱いてたイメージ通り、でももっと深い「ピンクスパイダー」にはただただ圧倒されました。
それでいて、そういうイメージとはまるで違う、切なくて悲しくて優しい「HURRY GO ROUND」に聞き入り、
何より「ever free」の歌詞と疾走感には、「惚れて」しまった・・。




聴き終わったら、リピートして、またリピートして・・。
ミスチル以外の音楽をほとんど聴いたことがない、
ギターに触ったことすらない、
そんな中坊が歌詞カード片手に、カタコトで「ever free」を熱唱する姿は、すごい滑稽かもしれん。


けど聴いていて、歌っていて、本当に気持ち良かった。本当に・・。




音楽を「知る」きっかけを与えてくれたのが「Mr.Children」だとするなら、
音楽を「やる」きっかけを俺に与えてくれたのは、hideです。




中3の時に、俺はギターを買いました。
弾けもしないくせに、hideのような「カッコいい」ギタリストに憧れて、
「ever free」や「ROCKET DIVE」のような「カッコいい」曲を弾いてみたくて、
生まれて初めて楽器専門店に行きました。


エレキが欲しかったけど、中坊の身分ではちょっと高かった。
仕方なくアコギにしたけど、「Martin」も俺にはやっぱ少し高くて。
結局、「Morris」の一番安いのを一本買ったんです。



教則本を買って、hideのスコア本も買って、
我流で練習の繰り返し。
あっという間に指先がイカれて、しばらく弦を押さえられなくなって・・。
で、治ったらまたイカれて。


これを何度も繰り返してるのに、一向にコードが上達しない(特に「F」)。
その度に、投げ出しそうになった・・。
そんな時は、ミスチルの「手紙」や「独り言」といった、コード進行が極端に少ない曲を弾いて、
何とか自信を付けたりもしました。




時は流れて。

2000年。高校に入った俺は、中学と同じくサッカー部に入り、
そこである先輩と仲良くなりました。


すっごいhideが好きで、Xも好きで、とにかく音楽に滅茶苦茶詳しい先輩。
入部したての頃、
クールダウン中に「1年の奴らの話聞いてたけど、音楽好きなん??」
って聞かれて、
「一番好きなのはミスチルだけど、hideに憧れてギターを買いました!」
と答えた。
今でも覚えてる最初の会話です。



「hide」という言葉が出た事に食いついたらしく、いろんな話をしてくれました。
でもすぐに気づいたらしいです、俺のファン歴が「もの凄く」浅い事が・・。


だってそうですよね??


好きな曲は?・・・「ROCKET DIVE」と「ever free」。
hideの事は?・・・死んだこと以外はよく知らない。
Xはどの曲が好きだ?・・・「フォ~エバラ~ブ」て曲以外はほとんど知らない。


こんな程度なのに「大好きだ!」ってわめいてたんですから。
んでも先輩は笑って「だよな、フツーやっぱ知らないよなぁ・・」と言ってくれました。




ちょうどその年、同じ1年で女子マネ入部した女がいました。
その子もhide&Xが好きな子でした。


練習後や部活外で会ったりした時は、2人がhideやXの話をしているのをよく聞いたもんです。
俺は、直接買った彼のCDは「Ja, zoo」だけだったし、
生前の彼の映像も、ほとんど見ていませんでした。
「hide with spread beaver」以前の彼の活動も、ほとんど知りません。



「Ja, zoo」の歌詞カードに少しだけ載っているhideの写真が、いわばたった一つの写真集で、
「Ja, zoo」に入っている曲だけが、当時の俺の知っているhideの「全て」でした。




だから、↑の先輩(A先輩とします)と女子マネ(Kちゃんとします)が、
たまにX、そしてhideの話をしているのを聞くのが、すごい楽しみになってた。
俺の知らない、いろんなhideが知れたからです。


最初は2人も苦労したみたいだけどね(笑)
何故って、hideを語るには決して外せないXの曲を、ほとんど俺は知らなかったから。


俺「フォ~エバラ~ブ、ってあった・・・よな??」
K「うん、Forever Love(笑)、あとは?」
俺「・・・・タラ~ララ~♪・・みたいなやつ」
A「ああ、たぶんそれRusty Nail(笑)あとは?」
俺「もう、ない・・・泣」
A&K「・・・・・・」


結局、俺がXの曲でかろうじで知ってたのは、その2曲だけでした・・。




その後、どうしてもその「X」なるバンドの曲が聴いてみたい!、っつう俺の希望で、
A先輩が貸してくれたのが「DAHLIA」というアルバム。
少し遅れてKが貸してくれたのが「X Singles」



そして・・・

こっから、俺はA先輩とKの2人からもの凄い勢いでCD&VIDEO(当時DVDはまだ無かった)を借りていく日々が始まります。
というのも、CDを聴く度に同じく「もの凄い」勢いでXに惹かれていく俺がいたからですが・・。