
通り過ぎる愛の言葉
唇を重ねたって 孤独な風 胸を吹き抜ける
出会った日の弾む鼓動は
日常という名のフリーザーの中で とうに凍り付いてる
夢の様な毎日が 手を伸ばせばそこに立ってる
そんな風に自分に言い聞かせて 過ごしてたけど
傷付くこと 傷つけることが
互いに何となく面倒くさかっただけ
形式(かたち)だけに目を奪われて
ただスマートに納まってようとした二人
今となっては 消え行く幸せのcategory
誰かの忠告も聞かず
不吉な占いを笑い飛ばしてた まだ無防備だった頃
限りなく全てが 上手くいってるように思った
幸せって あまりに脆く儚いものなんだね
陽のあたる場所に続く道
違う誰かと歩き出せばいいさ
恋人同士ではなくなったら 君のいいとこばかり思い出すのかな
当分はそうだろう
でも君といるのは懲り懲り
本当の自分なんて 何処にもいないような気がしてる
だからこそ僕らは その身代わりを探すんだね
恋の旅路は続くんだね
もう何も望みはしないけど
最近はちょっぴり分かりかけてるんだ
愛し方ってもっと自由なもんだよ
君もいつしか そのことに気づくのだろう
じゃあ その日まで
さよなら 幸せのcategory
今日紹介するのは、6枚目のアルバム「BOLERO」に収録されてる「幸せのカテゴリー」です♪
えと、このアルバムは発売当初、何かいろんな批判に晒されてました。
特に雑誌とかでは「半ベスト」とか叩かれてたようで、、。
全体の約半数がシングルなんですよね。
しかも、あの頃といったら「ミスチル現象」って流行語が生まれるくらいブレイクしてた時期。
収録されてる曲のほとんど(全部!?)がミリオン曲な訳で。
まあ、上のような批判も間違ってるとは言えないと思います。
でもアルバムのスタイルとか、当時のメンバーの発言見てると、
あれはああいう形のアルバムになって当然なんですよねぇ。
あの頃、ミスチルは二枚組のアルバムをリリースする予定だったみたいで、
全く色の違うものにしたかったそうなんです。
「BOLERO」の前年にリリースされた「深海」と、このアルバムを聴き比べてみると、ホント黒と白みたいに違いますよね。
それに、基本的にミスチルはどのシングルもどっかのアルバムには入れてるんで、
「深海」がああいう形になった以上、「BOLERO」に回ってくるのもうなずけるし。
あと、何でシングルが多くて未発表曲が少ないかっつうのは、、
桜井さんの影響も少なからずあると思うんす。
あの頃は桜井さん「いろいろ」あって、作曲やリリース、というより「音楽」自体に行き詰まってた時期なんで、、。
てか、「半ベスト」とか揶揄されてますが、未発表曲のクオリティーが実はとても高いんですよね。
聴いてくれれば分かると思うんですが、
「タイムマシーンに乗って」、「Brandnew my lover」、「傘の下の君に告ぐ」、「ALIVE」、「幸せのカテゴリー」、「ボレロ」、
どれもシングルカット出来るくらいなんですよ。
「知ってるシングルばっかし、、」とか敬遠しないで、、もっと未発表曲に注目して欲しいアルバムでもありますね。
「深海」と「BOLERO」の違いについては、長々と書くと今回の曲のスペースが無くなってしまうんで、今度「深海」について別枠で書くつもりっす(汗)
時間があれば(汗汗)
さてと、「幸せのカテゴリー」ですが、、
好きです笑♪
この曲聴いたことなくて、ここで詩だけ見た人は「何か重そーな曲~」とか思うかもしれませんね。
全然違いますよ!
とってもポップな曲です♪
一つの恋愛が終わって、ウジウジしてるっていうより、当時の思い出を振り返って「バイバイ!」っつってるような構成っす。
ただ、言ってることは結構キツイですよね(笑)
「でも君といるのは懲り懲り」っつった挙句、「愛し方ってもっと自由なもんだよ~」とか元彼に言われたらば、
女性の皆さんはたぶん鉄拳制裁くらわしたくなるんじゃないでしょか(笑)
実は、この曲は「当時別居状態だった元奥サマと、今の奥サマとの間にいる桜井さんの歌」
あるいは「元奥サマへの決別の歌」なのでは??とかいうエピソードもあったようで。
まあ、そう取れなくもないか、、
真相は本人のみぞ知る(;-_-)
とにかく、歌自体に目を向けてみましょ。
この曲で特筆すべきなのは、メロディーと詩のアンバランスです。
なかなかにディープな詩に比べ、メロディーがとても爽やかなんですよ♪
(「軽い」とは違いますyo)
大抵の「恋愛の終わり」の歌は、「辛い」「切ない」「未練」とかが先行して、得てして重くなりがちです。
かといってカラ元気のように陽気で明るい訳でもない。
この曲はどれにも当てはまらないんですねぇ。
あ、そういう曲が単純だっつってるんじゃないですよ!
切ないバラードで好きな曲は俺もいっぱいあるし、ミスチルもそういう曲は書いてますしね。
「幸せのカテゴリー」は、別れてしばらくたった彼が、もう口笛のようにポロッと出した今の心境をドンピシャに描いてるような曲なんです。
俺が言いたいのは、このテの詩にああいうメロディーを乗せてしまえる桜井さんて凄えなぁってことで、、
「youthful days」の記事でも書きましたが、
アンバランスな構成の中で絶妙なバランスを作れるところに、桜井さんの才能をやっぱり感じてしまったりして。
にしても、詩を見てると、ホント書き方が大人になりましたねぇ~
例えばデビューしたての頃の「my life」って曲と比べてみると、、。
この曲も「幸せのカテゴリー」と同じく「恋愛の終わり」の歌なんですが、
「いい事ばっかあるわけないよ♪」と言ってるこの曲と比べて、こっちは客観的に愛とか恋とかを見てるというか。
「あまぁーいっ!!」(笑)男の子の歌から、
酸いも甘いも噛み分けた男性の歌になってる気がします。
年齢と共に考え方も大人になってく桜井さんを垣間見れる曲でもありますよね。
幸せにはたくさんの種類があって、僕と君にとっては「二人でいれたこと」があの頃は幸せだったかもしれないね。
でも僕にも君にもそれぞれもっと別の幸せがあるんだろうね。
それを探してるうちに、時には誰かを犠牲にしたりもするかもしれないけど、いつかきっと二人とも見つけられるよね。
「じゃあ、その日まで」って、タイトルそのものですな。深い、、
特に目立ってませんが、ここでのナカケーのベースが大好きです。
この曲に沿って「うんうん!」と思えるようなパートが幾つもあって、リズム隊のアクセントになってます。
思えばこの「BOLERO」からベースの音が凄い気になるようになったんだった。
成長してます、ナカケー。
あと、日本シリーズ、阪神残念だったな(笑)
誰かと別れて、気晴らしに何か聴きてえって人はこの曲オススメです!
元気になれるわ!とかじゃねえけど、きっと心が軽くなると思いますんで
ちなみに、上の画像は「BOLERO」のこの曲のページにあったもんです。
「濡れ桜井さん」ですねぇ(笑)