子どもが宿題となると、いつも『困った行動』をするとき | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

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発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

ブログへのご訪問ありがとうございます😊

 
 
 
 
 
 
子どもが笑顔になる瞬間を、たくさん見たいと思いませんか?
 
 
 
 
 
人は誰もが、
 
信頼される経験や自分が役に立っていると感じられる経験を重ねるごとに、自信とモチベーションが上がります。
 
 
 
 
特に子どもは、その経験に対する反応を、分かりやすく表現してくれます。
 
 
 
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自閉症スペクトラム、ADHDの特性を持つ子どもたちは、
 
目の前に置かれた自分の課題を、
やり遂げることが難しかったり、
そもそもその課題になかなか取りかかることが難しかったりします。
 
 
 
注意集中によるものだったり
 
『何を、どれくらい』が分からず、見通しが立たないことの不安だったり
 
課題自体がその子の乗り越えられない難しいものだったり
 
『嫌なこと』をさせられていると感じていたり
 
 
 
 
 
他にもそれぞれの子どもによって
課題を達成する結果に至りにくい理由があります。
 
 
 
 
 
やらなきゃいけないことは充分わかっている…
だけど、できない不安が先行してしまい、手をつけられない…
 
 
 
 
そんな時に
子どもは『困った行動』を表すことがよくあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
学校の勉強や宿題などの場合
 
 
 
その場に集中できず立ち歩く
お友達や兄弟にちょっかいを出す
他のことをし始める
癇癪を起こす
自暴自棄な発言をする
 
 
など、
 
 
 
 
大人からすると、突然意味もなく始めた行動のように見えるので、『わがまま』に映り、『ふざけている』ように思え、
 
怒りたくなる状況になってしまいます。
 
 
 
 
ですが、
子どもたちからすると、それは何も意味なく突然起こしたものではなくて
 
 
それに至る理由がしっかりと存在してのこと。
 
 
 
 
 
そこで対応するときに効果的なことが
子どもに対する、関わる側の『目的』を見つめてみることなんですね。
 
 
 
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子どもが『困った行動』を繰り返す時
必ずその子なりの理由があります。
 
 
子どもが『困った行動』を維持してしまうのは
必ずその子の目的があります。
 
 
 
 
これを前提として、
関わるときの『目的』に目を向けます。
 
 
 
 
 
 
 
子どもの困った行動に対応するとき、
 
『甘やかし』なのか、そうでないのかの判断をする、4つの観察ポイントをこちらの記事に書いています。
 
 
そのうちのひとつ

 

 

子どもが《避けたいこと、やりたくないことの要求》を叶えるために

 

困った行動を繰り返す場合、

 

 

 

 

関わるときの『目的』は、

 

やり終えることが目的でしょうか?

 

それとも

 

やり終えた子どもが、自分の達成感を味わうことが目的でしょうか?

 

 

 

 

やはり子どもが『自分が達成感を味わう』ために、対応したいものです。

 

 

 

 

 

そのためにお母さんが出来ることは何でしょうか?

 

 

 

 

怒ってやらせるよりも、楽しみながらやることを選ばせるほうが、

その後に定着しやすいんですよね。

 

 

 

 

怒られるからやる

のではなく、

 

やったらできた!の経験を積ませるのですね

 

 

 

 

 

これは

できないことを出来るようにする

ということではなくて、

 

その子が達成できるステップに目標を設定して乗り越える経験を積ませることです。

 

 

 

 

達成できないレベルの課題を目標にすると、

モチベーションが下がり、やりたい気持ちには至りません

 

 

 

 

 

達成できる小さなステップを、

 

①まずは見つけてあげて、

②それを達成できる機会をたくさんつくって、

③達成したときには、一緒に思いっきりよろこびを表現するのです。

『嬉しいねー、できたねー、頑張ったねー』って。

 

 

 

 

きっと学校の宿題などは、漢字練習であれば

ひたすらにドリルを繰り返すこと…も多いですよね。

 

 

 

 

 

例えば

 

漢字の宿題で、いつものように『困った行動』をしているとしたら、

『漢字を書く』ことを繰り返すことに、

何らかの難しさを感じているのかもしれません。

 

まずは達成できるステップにしてあげる必要があるのですね。

 

 

 

 

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そんな時は、

 

『何か難しい?』『どんなことが嫌?』

 

と、子どもの苦手さやつまづく理由を見つけるための質問をしてみることで、

 

 

思いがけない発見があるかもしれません。

 

 

 

 

『めんどくさい』

『わからない』

とだけ、答えるかもしれません。

 

 

 

 

ですが、その表現した言葉の中には、子どもなりの理由が必ずあります。

 

 

 

問いただすというよりも、教えてくれると嬉しい!というスタンスで、

 

質問したり、書いてる姿を観察してみることで

 

 

またその言葉の先にある子どもの本当の理由が見つかるのですね。

 

 

 

 

漢字の量や練習の方法、そもそもの漢字を覚えて書くという能力的な部分

 

どんなところから『嫌なもの』になっているのかが分かると、

 

 

 

まずは達成できるステップを踏ませることを

 

学校の先生にお願いすることもできますし

 

無駄に怒り続けることもなくなりますし

 

子どもが『大人が理解しようとしてくれている』と受け止めることにもなりますね。

 

 

 

 

 

 

楽しいと感じながら取り組めるような工夫をして、

 

その子が達成できるステップに目標を設定して、乗り越える経験を積ませることで、

 

 

子どもが表す『困った行動』は、減らしていくことができますよおねがい
 
 
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