⚫︎後悔しない人生を…との想いのもとに
フルタイムで病院や在宅に携わっていた
看護師時代
医療の現場ゆえに
たくさんの命の尊さに触れ
たくさんの方との別れの場を経験してきました
消化器系外科病棟から始まり
ＩＣＵ
救命救急センター病棟
循環器系病棟
整形外科病棟
訪問看護事業所での在宅看護
重症心身障害児看護
その時々に
出会いと別れがありました
患者さんだけでなく
ご家族との関わりもたくさん経験させていただきました
患者さんはもちろんのこと、
わたしの想い、看護観のなかには
『後悔することを最小限に生ききることができるように』
病の中にいても、病に負けるんじゃなくて
病が自分の人生そのものになってしまうのじゃなくて
その人として生ききったと感じられるように
その人の役割を全うしたと感じられるように
と
常にそんなふうに思っています
自分自身の人生を
自分自身で生きたんだ
そんなふうに思えたら…って
ご家族に関わらせていただく時も同様に
ご家族として
悔いなく家族との時間を過ごせたと感じられるように
精一杯で家族として生きたんだと感じられるように
その想いで
ご家族の方にも
看護をさせていただいてきました
自分自身に対しても
もちろんそうです
自分として生ききってる？
与えられた役割を精一杯に果たしてる？
大切にしている考え方です
わたしはこの考え方を
『子育て』にも応用したいと思っているんです
こどもが生まれて家族の一員が増え
酸いも甘いも
家族として生活していく中で
こどもとのかけがえのない時間を
悔いなく全力で
向き合っていくこと
やりきっていくこと
向き合っていると実感すること
やりきってきると実感することが
一瞬一瞬に感じられるような
『子育て』時間であればと
あの時〇〇していれば…
わたしが〇〇しなければ…
思えば思うほど
後悔への焦点がしぼられていきます
でもね
思うんです
後悔はいくらでも後から後から出てくる。
後悔すること、自分自身を責めること
それよりも
じゃあ今
どうしていくのか
どうしたいのか
こどものどんな成長を見ていきたいのか
そのために
今できることは何か
何を、どこを目指していくのか
そんな自問自答を繰り返して
ステップアップしていけたらなぁと思うんです
親もこどもと一緒に成長していくんです
怒っちゃってもいいし
泣いてもいい
しまったなぁ…って思ったときは
正直に謝ったらいい
ただそこには
『自分自身で自分を責めて
正しさを求めてジャッジする』
必要はないんです
自分自身を責め続けていることをやめると
見えてくる現実も
こどもさんの生きづらさも
絶対に変わってきますから
完璧なお母さんよりも
こどもと一緒に成長していくお母さん
自分の精一杯で自分を信じて過ごしているお母さんに
こどもは『居心地のよさ』と『安心感』を
得ていくのですね
あの時〇〇していれば…
わたしが〇〇しなければ…
と考えてしまう時って
こどもに対しても
同じように思いを向けています
ほんとは共感してやりたい
ほんとは承認してやりたい
そう思っているにも関わらず
真逆の言葉を投げてしまう…
そんなことってありませんか？
そのときは
わたしにそっとご連絡ください
こどもとの時間
家族との時間を
大切にしているんだなぁって
本気で向き合ってるんだなぁって
全力でやりきってるんだなぁって
そう体感できるところまで
お母さんを応援させてください
そう体感できることで
絶対に、共感のことばや承認のことばも
しぜんに湧き上がり
こどもさんに投げかけることができますから