より良くなりたい!自分の力を信じたい!子どもたちに大人ができるサポートは | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。






保健室に訪れてきた
その表情は

重く
塞ぎ込み
あまりにも切ない


始めはただ隣に腰掛け
寄り添う


決めつけず
思い込みを外し

ただただ寄り添う





しばらくすると

口を開いて
言葉にし始める



「頭が痛くなった原因は
なんとなくわかるんだ…」



「そうなんだね~」





またしばらくすると


ココロの底の感情や想い、気持ちを
言葉に出してきてくれる





その根底には
『どうせ僕なんて…』
『どうせ私なんて…』
『いつも怒られてばっかりだから…』
『勉強も出来ないし、なんの取り柄もない…』
『いつも浮いてるし…』


子どもたちが
自分のココロの声、
自分の感情、気持ちに
向き合う時


子どもたちが自分と向き合おうとするタイミングで
周りにいる大人である私たちは
サポートすることができる





でも
実は
子どもたちが向き合おうと決めているから
自分のココロの底の感情や気持ちに
子どもたち自身で気づくんです



子どもたち自身が自分で

『より良くなりたい!』

『自分の力を信じたい!』

と感じているからこそ


自分の感情や気持ちに気づくんです





そこからは
私たち大人がサポートしていくことができる





子どもたちが必要としているサポートは…



「そんなことないよ!大丈夫!」
と無茶なポジティブ思考でもなく

「もっとこうしたらいいんじゃない?」
とアドバイスを貰いたいなでもなく




ただただ

共感してほしい、聴いてもらいたい、

ということ




「そう思ってるんだね」
「怒られてばっかりいるんだね」
「勉強できないと思ってるんだね」
「取り柄がないと思ってるんだね」
「浮いてるようにかんじるんだね」





すると
ますます
自分のココロの底の感情や気持ちを
表現してくれる







『より良くなりたい!』

『自分の力を信じたい!』


こんな風な
誰もが持っている
潜在的に眠る力を
引き出すことができるのは

周りにいる私たち大人なんですよね








「あなたは今はそう思ってるんだね


だけどね、

あなたは
私が話すのを真剣に
うんうん、と頷きながら聴いてくれている

『人の話を真剣に聴こうとする』という長所がある

あなたは
私に明るく笑顔で話しかけてくれる

『人に笑顔で話しかけて人を元気にする』という長所がある







そしてあなたの近くにいる大人である私はあなたたちに伝えます






「私はあなたにたくさんの元気をもらえています。ありがとう」