常々私が人との関わりにおいて
大切にしたいと思うことがあります
それは
その日に出逢えた人と
その日別れる時には
笑顔で終えたい
その日に出逢えた子どもたちと
その日別れる時には
笑顔で終えたい
ということです
今日の一日、一秒、一言が
明日への活力になると思っています
今日の延長で明日が必ずあると
おごらず
今日一日を過ごせることに
感謝を忘れず
明日が必ず来るとは限らない…
看護師として
医療の現場で長く身を置いていたからこそ
生きていること
命
の重みを感じずにはいられません
今日その人に
出逢えたのは
偶然でも何でもなくて
必然のことで、
出逢うべくして出逢えるんだと思っています
だからこそ、
心にプラスに残る
言葉や態度を選びたい
そうして創っていく
脳裏に刻まれる
一日や
人生には
生まれてきてよかった
生きていてよかった
自分は自分のまんまで大丈夫なんだと
思える一言、一日を残したい
人との関わりにおいて、
強く強く大切に思っていることです
***
教育の現場にいた時
教育実習生と関わりました
彼女が
「先生に出逢えてよかった」
と
涙を流しながら
言ってくれました
私が保健室で
対応する姿を見ていた彼女。
私は彼女に
自分の大切にしている教育観と子ども観を話しました
困った子ども、悪い子ども、ダメな子どもはひとりもいない
困った子ども、悪い子ども、ダメな子どもを創り上げてしまうオトナがいるだけ
「なんで?」
と原因を探すより
「なんのためにこの子達は〇〇するんだろう?」
と
子どもたちの困っていること、しんどさを感じていること、ツラさに目を向けて
関わることの大切さに気づくことこそ、
子どもたちの明日への活力になる
だからこそ、
一人一人の明日を創るオトナとして
より良くなりたいんだ!
だけど、今は限界なんだ!
のココロの声に寄り添い、
言葉をかけていきたいんだ~
「自分が中学生の時に
そんな風に言ってくれる人に
出逢えていたら、
私の中学校生活は
また違っていたかもしれない…」と
涙を流す彼女の姿。
でもね、
今出逢えたのは
彼女がたくさんの辛さや悲しさを
味わい、
今この場にいるからで
その日の経験は決して無駄ではない
その日の経験も乗り越えてきたからこその今なんだと
言葉にして伝えました
こちらこそ
出逢ってくれてありがとう
8月以降開催します
アドラー心理学で
子どもの明日への活力を育てる
勇気づけのコミュニケーション