察することが必要でしょうか? | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

人が人との関わりに
欠かせないものは
コミュニケーションです

特に
『わかりやすく伝える』
コミュニケーションは

『生きる力』を育みます


なぜそう言えるのか…
具体的に書いてみますね


日本の国語教育で私たちオトナが
受けてきた授業や試験では

主に
文章から作者の想いを書きましょう
とか
この文章からは何が読み取れますか?
とか

行間から言わんとすることを
察しましょう

というものが多かった…なんて
思いませんか?

その問いに対する答えは
一つとされ
点数で評価されてしまう学力…


日本人は『察する』に重きを置いている
文化の風潮が確かにあります

でも、
誰もが相手の想いを『察する』ことが
本当にできるのでしょうか


空気を読める人、空気を読めない人
なんて言葉がありますが

『察する』ことができて
場の空気を読める人は⭕️

『察する』ことができず
場の空気を読めない人は❌

そんな⭕️❌の評価を
知らず知らずに良しとする風潮

当たり前になっている風潮
があるように感じます

果たして本当にそれで良いのか…
疑問を抱き出したのは

小学校教育現場での
子どもたちの
子どもたち同士の
やりとりでした



《〇〇さんがあんなこと言ったから
私は傷ついた》

《〇〇さんが私の気持ちを
わかってくれない》


そんなやりとりから
大きいものはイジメにまで発展する
コミュニケーション


もしかすると

〇〇さんは『察する』ことが苦手という特性があって

ある言葉を言って相手が傷つくとはわからないのかもしれない

相手の言葉から、相手の気持ちになぞらえた言葉をかけられないのかもしれない


オトナである私たちも
同じような状況を経験していますが、

多少なりとも
人それぞれ様々な特性が
あることの知識はあって

うまく対処することは
可能かもしれません


だけど、
子どもたちは
それを知らなかったり
オトナから教わっていなかったりして

わからないままに
対人関係を行ってしまうことがあります

結果
イジメられたと捉えてしまうことも
往々にしてあります


だからこそ

行間から言わんとすることを『察する』
ことを教えるのではなく

行間から言わんとすることを『察する』
必要がないコミュニケーションの方法を

教えることが必要だと思います


そのためには
『わかりやすく伝える』こと
『わかりやすく伝える』方法を知ること
大切なことです

そして
それを子どもたちにも伝えていく必要があります


『わかりやすく伝える』方法を知ることで


『察する』ことを相手に求めない
また
『察する』ことが出来ずに
ツライ想いを抱える人が少なくなる

そう思います

『察する』ことができなくて
親に、教師に、友達に
怒られ、からかわれ、虐げられた
ツライ経験をしている子どもたちは
実際にたくさんいます


『わかりやすく伝える』ことにより

より良い人間関係のコミュニケーション、
コミュニケーション力は
育まれます

今必要なことは
相手を思いやり
お互いが理解し合える
コミュニケーション力です

コミュニケーション力が養われることで
格段に生きやすさが生まれます




相手を思いやり
お互いが理解し合える
『わかりやすく伝える』
コミュニケーションは

『生きる力』を育みます



少し
私たちオトナの伝え方は
わかりやすいかな…と
視点を変えてみる時期なのかもしれませんね



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