官民一体化のサポート | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

病院の脳神経外科外来で
看護師として
勤務していた頃

中高生が頭痛やめまいを訴えて
診察に来られる場面に
多く出会いました

子どもさん自体
不登校傾向であったり
無力感を呈していたりと

とても
自信とやる気を失った
状態がみられました

親御さんに連れられ
頭痛やめまいに対して
医師の診察、検査を受けますが、

検査結果は
多くは疾患はみられない
というものでした

私は
その診察結果を受けた親子さんが

「じゃあいったいどうしたらいいの…」
「何が原因なの…」

といった表情で
おられる姿を
多く目の当たりにしてきました



大抵私は、
その診察後の親子さんに
声をかけました

「病気ではないとわかり
ひとまずは安心ですね」

「だけど実際、頭痛やめまいは
起こっていて、
根本的なことがわからないままで
不安ですね」

と。

多くの親御さんが
その声かけをきっかけにして

心にあった
不安、心配、絶望感などの
想いを表出してこられました

中でも、最終的に
「じゃあいったいどうしたらいいの…」
という想いを

表出される親御さんが
ほんとうにたくさんおられました

「学校へは頭痛があり行きたがらない、
外に出たがらない、
やる気が出てこない…」

そして

「どこに相談したらいいんでしょうね…」
「学校の外には、相談出来るところはないんでしょうかね…」

という言葉を聞くことが
多かったんです


その時私は
アドラー心理学を知った後だったので、

お母さん自身の

我が子を愛するが故の
不安、心配、絶望感に対して

想いのリフレーミングをお伝えしたり
『勇気づけの子育て』のあり方をお話ししたり

まずは親御さんが
少しでも気持ちが軽くなりように
との想いで

時間をかけて
お話しを聴くことを
心掛けていました





このような経験から
私が知ったのは、

《こういう状況で困り感を抱く方々の
受け皿となる機関の情報の少ないということ》

《『学校』  『病院』   以外の相談出来る
第3の機関が、官と民との連携が薄いがためにつながりにくいということ》

でした。


だったら
自分がその第3の機関を創りたい
自分がその第3の機関となりたい

そんなふうに考えはじめるようになりました




学校臨床に触れはじめ、

学校が連携する、
困り感を抱くご家庭や子どもさんに提供する情報は

官(公)から官であることが
ほんとうに多いです



病院臨床での経験から、

ほんとうにご家庭が求めている
本質的な
必要な機関は

実は官だけではなく
民間には多く存在すると
感じます


もっともっと、
ご家庭の親御さんと子どもさんに
官から民へのつながりの
提供を

差し支えなく出来たら…
と感じます



もっともっと
官と民が一体化して
協働して


困り感を抱くご家庭や子どもさんへの
サポートにつながることを
望みます