それぞれの立場で一生懸命 | 子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

子どもの心理を観察してきた看護師が伝える、発達障害グレーゾーン親子でしあわせになる子育て

発達が気になる子、手がかかる子の子育てにお困りのお母さんへ


お薬による対症療法に頼らず根本的なメソッドで、どうすればいいの?を解決できるコツを発信しています。
子どもの発達と自信を促し子育てをたのしむためにおうちでできることをお伝えしています。

ある日の夕方
学校から帰宅し
習い事に向かう彼女に出会った

「塾行くの~?気をつけて行ってね」

「うん、そろばん」

学校での彼女の印象は
しっかり者で、気配りが出来て、きりりとした凛とした表情をしている
という感じです

家に帰り、そろばんに向かう彼女の表情は
いつも学校で私が見ているものとは
違ったものでした

穏やかな、緩んだ表情


そうだよね

学校では
きっちりしなきゃ
しっかりしなきゃ
頑張らなきゃ

って
虚勢をはって
頑張ってるもんね

毎日
学校までの道のりを集団登校で歩き
教室で先生の授業を45分間じっと座って聞き
友達や先生との関わりに〈気〉を入れて
がんばってるもんね

お家でホッと一息つけてきたんだね

わが子を見ていても常々感じます

学校で今日も頑張ってきたんだね
お疲れ様

多少の悪態も
そんな気持ちを少し持てると
緩く見られますウインク


学校で毎日教室の子どもたちに
目配せ気くばせ、頑張ってくださる先生方も然り

子どもたちが下校した後、少し一息
その後何処までも続く仕事を終えて
自宅に帰ってようやく一息

それぞれの立場で
一生懸命なんだよなぁと感じます

それぞれの立場の人が
少し視点を相手に合わせて見てみると

少し
そうだよね~
頑張ってるよね~
って緩く見られたりするなぁと思います

そんな視点に至る為には
まず
自分で自分に頑張ったね~
と声をかけてみることも大切だと思っています

今日はこんな難題もあったけど、よくやったよ私
1日元気に過ごせたよ、ありがとう私 

反省ではなく振り返り

できなかったことより
出来たことに注目しての振り返り

彼女の表情を見て
また一つ
子どもたちの視点に立てたような気がします

子どもたちは
私をどんどん成長させてくれる存在だなぁと
改めて感じましたおねがい