オフィスの窓の | 俳諧伝授

オフィスの窓の

詩論行きますます商売ご繁昌。\(^_^)/


コトバって形式的に見れば、音節の連なりでした。


おん‐せつ【音節】
〔言〕(syllable) 一まとまりに発音される最小の単位。ふつう、核となる母音があり、その前後に子音を伴う。
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]


仮名は音節文字ですから、たとえば芭蕉の有名な句だと、


ふるいけやかわずとびこむみずのおと


というふうに仮名で書くと、ひとつの仮名がひとつの音節で、それが連なっているのが、よく判りますよね。


で、日本語をまったく知らない人が「ふるいけやかわずとびこむみずのおと」というのを聞いたとします。


でもこれ、まさに「ふるいけやかわずとびこむみずのおと」という音節の連なりにしか聞こえないし、それ以外の何ものでもありません。


ただ音節が連なっているだけでは、何を云っているのかさっぱり判りませんよね。


では、なにを云っているのか知るためには、どうしたらいいでしょう。


う~ん、音節のどの部分が意味を持った連なりなのか、とりあえずそれを知るしかほかに道はなさそうです。


でまあ、-途中経過は省略して-「蛙」の画像を指さしてみせたところ「かわず」という答えが返ってきたとします。


ふるいけやかわずとびこむみずのおと


これで、このなかの「かわず」という音節の連なりが「蛙」である、と判明しました-ということにします。


以下おなじようにやって行って


ふるいけ-や-かわず-とびこむ-みず-の-おと


というふうに、音節の区分に成功したとします。


と同時に、何を云っているか、というのも当然判明しますよね。


めでたしめでたしです。


さて、ここで何が起きているか‥。


「音節の連なり(コトバ)は、切ることによって初めて意味が発生する」これです。


ふるいけやかわずとびこむみずのおと


は、


ふるいけ-や-かわず-とびこむ-みず-の-おと


と、切ることによって初めて意味が発生します、これですね。


え?文法は嫌いだ?品詞分解なんてやだ!?


\(^^:;)...マアマア


これは詩論で、文法のお勉強とかやるつもりは毛頭ありません。


大切なのは「音節の連なり(コトバ)は、切ることによって初めて意味が発生する」これです。




短日のオフィスの窓のオフィスかな  ousia


読み
たんじつのおふぃすのまどのおふぃすかな