俳諧の発句一挙掲載豪華版 | 俳諧伝授

俳諧の発句一挙掲載豪華版

俳諧などという超マイナーな事柄を取り扱ったこのブログを読んでくださる皆様、ありがとうございます。


今月も、ご紹介した俳諧の発句をまとめてみました。


だらよた詩論のほうに集中した結果、いつもより少なくなってしまい申し訳ありません。


例によって句に番号を振っておきました。


お気に入りの句や感想などあれば、コメントくだされば嬉しく思います。


<(_ _)>



①秋さびしおぼえたる句を皆申す  炭 太祗(1709~1771)


②身の秋やあつ燗好む胸赤し  太祗


③茄子売る揚屋が門やあきの雨  太祗


④寝よといふ寝覚めの夫や小夜砧  太祗


⑤行く秋や抱けば身に添ふ膝頭  太祗


⑥上行くと下くる雲や秋の天  野沢凡兆(?~1714)


⑦鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉  与謝蕪村(1716~1783)


⑧飛び越えて岩に乾くや鹿の爪  水間沾徳(1662~1726)


⑨ぬき足に虫の音わけてきく野かな  池西言水(1650~1722)


⑩はてもなく瀬のなる音や秋黴雨  中村史邦(生没年不詳)


⑪うら枯れの中に水なき大河かな  江森月居(1756~1824)