秋高し | 俳諧伝授

秋高し

リズムの根源はパルスである。


パルスなくしてリズムは存在しない。


が、リズムが存在しなくてもパルスは存在する。


パルスとは何か。


パルスは、周期的な有と無から成る。


つまり、等しいものの等しい間隔による反復、これがパルスである。


視覚的に描くと


○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ‥‥‥


とでもなろうか‥等質な形状の等間隔な連続。


聴覚的に現すなら


ピッピッピッピッピッピッピッピッ‥‥‥


このような等しいものの周期的な反復、これがパルスである。


パルスに速度は本質的ではない。


それが


ピピピピピピピピ‥‥‥


だろうと


ピーッピーッピーッピーッピーッピーッピーッピーッ‥‥‥


だろうと、等しいものの等しい間隔による反復がパルスであることにかわりない。


有と無だけの始原の分節、等しい間隔による等しいものの反復、それがパルスである。



あまり急ぎすぎてもいけないと思いますので、きょうはこれくらいにしておきます。


要は、パルスが解ればリズムが解る、ということなんですね。


先駆けて述べておけば、構造を持ったパルスがリズムで、日本語という言語はパルス=日本語と云ってもいいくらい、パルスによく馴染むんです。


だから、日本語の詩の形式は音数律になる、とまあ、こういう次第です。


順を追って詳しく述べて行こうと思っています。


あ、云い忘れてましたが、だしぬけですが、これ、私の詩論です。




熱湯をそそぐ昼餉や秋高し  ousia


読み
ねっとうをそそぐひるげやあきたかし