夕立に | 俳諧伝授

夕立に

夕立にひとり外見る女かな  其角


読み
ゆうだちにひとりそとみるおんなかな


季は「夕立」で夏。


更衣のところで取り上げた、宝井其角(1661~1707)の句である。


この句は、たいへん絵画的に思えるのだが、いかがだろう。


其角の場合、「女」と云えば「遊女」ということになる。


むろん、場所は遊郭。


これは、其角に関する俳諧の常識とも云える。


前に読んだ、鬼貫の句


すゞ風やあちらむきたるみだれ髪  鬼貫


と、比べるのが面白いかも知れない。


鬼貫の句に、特定の場所を思わせる詞はないが、彼は関西の人、京都四条河原の川床など思い浮かべてみるのがいいかもしれない。



ディズニーの映画覚ゆや虎耳草  ousia

読み
でぃずにーのえいがおぼゆやゆきのした