【1月4日 AFP】 米ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)世界最大手の(Facebook)が、米投資銀行ゴールドマン・サックス・グループ(Goldman Sachs)と投資会社デジタル・スカイ・テクノロジーズから計5億ドル(約400億円)の資金を調達した。

 両社が巨額の出資を決めたのは、同社の評価額(企業の価値)を500億ドル(約4兆1000億円)と試算したことからからだ。

フェースブックの評価額は500億ドル(約4兆円)となった。インターネット競売のイーベイ(eBay)や米インターネット検索大手ヤフー(Yahoo!)、メディア大手タイム・ワーナー(Time Warner)を抜いた。

 米グーグル(Google)と直接競争する場面が増えるなか、新たな資金調達で開発や買収、ヘッドハンティングなどに使える手持ち資金が増えたことになる。グーグル(Google)撤退後の中国への進出に向けた動きもある。




 非上場のフェースブックも上場の時が近づいている。上場すれば、より広くより多くの投資家から資金を集めることができる。

 個人情報の宝庫でもあるフェースブックに広告を掲載する企業が激増している。個人情報の提供を受ける広告会社にとってメリットが大きいからだ。