タニマチという存在は古くから相撲界を始め、格闘技の世界や野球など、特にスポーツ方面で多く存在をしています。クラブなど飲食業界でもスポンサーが存在するようですが、実業界でも然りです。
でも、ビジネスの世界では前記の他業界と違って「金銭の見返り」というものを当然の如く要求してきます。良いときにはバンバン供給してくれますが悪くなればドライに引っ込めてきます。
不動産業界もそんな嵐の中にいる状態です。昨日も我が地元発祥の企業が民事再生法の適用を申請しました。
そんな中、趣を異にする方の存在を知りました。
大地主の方なのですが、後世にも残るような建築物を著名なデザイナー集団に依頼し、自腹で建設されておられるのです。
見返りのために売れ筋を研究し、いかにそのターゲットに好まれるものを作るのかということはビジネス上当然の如く必要ですが、タニマチという方々はそんなことを気にせずにおられます。
自分の好きなこと、気に入った人に情熱を注ぎ込む。
こういった豪快な人がまだいるということがとても嬉しく思いました。
絵画や音楽でもそうですが、後世に残るのはある種、人と違った突飛な思考で物事を考え、実行する人達の存在があってこそ。