ふたたび「人体の角度について」
イッキ描きの画家・菊地理氏のブログによると、モデルを前にして何万枚もの裸婦を描いているからこそ、極たまに角度が決まったポーズの絵ができるそうです。
ここで、私は氏の父君、風狂の画家と言われた菊地辰幸画伯の言葉を思い出しました。当時60代だった辰幸画伯はまったくモデルを使わないで裸婦を量産していました。学生だった私が「モデルは使わないんですか?」と尋ねたら、「こんなポーズ、生身の人間にとらせられないだろ?怪我しちゃうよ!」と言いながら、
風呂場ですべって転んでのけぞった裸婦の絵を見せてくれました。
親子画家でもまったく違いますね!
菊地理作品集《躍動》からの今日の1枚:
《アンダンテ》
油彩/カンヴァス F8号 45.5 x 37.9 cm
2012年
