第5章 学童保育の“ 質 ”を形にする  (林 徹) | 「民間委託で学童保育はどうなるの?」 (公人社 刊) についての       お知らせ、試し読みの広場

第5章 学童保育の“ 質 ”を形にする  (林 徹)

第5章 学童保育の“ 質 ”を形にする
運営基準をつくろう

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元みどり学童父母会 林 徹(はやし とおる)

<自己紹介>

1959年、東京都杉並区生まれ。魚座A型。1990年より小金井市在住。
齢30過ぎまで学童保育を知らず。一女一男の父。学童に関わった6年の間に、みどり学童父母会長3回、学保連副会長、学保連民間等委託問題研究部二代目部長等を経験。子ども以上に学童を楽しむ。
本業は考古学者。専門は日本とポリネシアの先史文化、特にイースター島。
趣味は楽器いじり、野外活動、機械直し、包丁研ぎ等。酒好き。

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試し読みコーナー

第5章 学童保育の“ 質 ”を形にする
運営基準をつくろう

 ・・・ では、「学童のあるべき姿」とは何か。改めてそう問われると、即答できる親はあまりいない。「子どもが喜んで通う」とか、「安心して思いっきり遊べる」など、いくつか思いつく項目はあっても、それで「あるべき姿」が満たされるわけではない。それもそのはずで、学童は子どもにとって「生活」の場であり、生活は数えきれない場面が集まって成り立つものであるから、理想の学童を的確にことばで説明することは至難の業なのである。それでも、その至難の業を何とかして実行する以外に、「学童のあるべき姿」、つまり学童の守るべき「質」を形にして示すことはどうしてもできないのである。
 ここに至って、ついに「学童の運営基準」を作ろう、という発想が生まれた。幸いなことに、小金井の学童保育は質の高いことが自慢で、利用者の満足度が高い。子どもの退所率も低いのである。その学童の現状を、そのままていねいに文字にすれば「基準」になるのではないか。そして、この基準に多少の理想を加え、少なくともこれに沿った委託が保証されるなら、ある程度は安心して委託を了承する選択肢も認められるのではないか。

(続きはぜひ本で!)



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