その10
折損原因 4大要素です。
前回までの内容に少しかぶりますが‥‥。
1) 原 木 の 品 質 : 原木の供給事情の悪化に伴い曲がり材、心曲がり材、
小径木偽心材など本来バットに不適切なものが使われること。
2) 製 造 方 法 : 人工乾燥による過乾燥材
(選手が軽いバットを要求する為やむをえない部分があります。
最近は、以前のような900g以上の少し重いバットも増えてきまし た。)
3) バットの形状、重量 : グリップの細いもの逆にヘッドの太いもの、
なによりも軽いバットが要求されること。
グリップが細くてヘッドが太く軽いバット は折れやすいです。
4) 使 用 方 法 : 少年期に金属バットで育ってきている現在の選手は、
木製バットの使い方の基本を 理解できていないところがあります。
いわゆる板目部分でボールを打つというようなことです。
また、金属のバットはスィートスポットが大きい為、
木製バットの狭いスィートスポットで打つ技術が
欠けていることも上げられるかもしれません。