今回は、2023年1月30日(月) 松井一郎大阪市長 囲み会見の書き起こしを中心に綴ります。

・ダブル選の候補者擁立を目指す「アップデートおおさか」設立について
・大阪の子どもたちを万博に1回は無料招待「子どもたちのスキルアップにつながる」
・IR誘致の土地評価3社一致 市の説明と矛盾?『価格の一致などは審議会で審議されず』

 

 

  2023年1月30日(月) 松井一郎大阪市長 囲み会見全文

動画はコチラ

ダブル選の候補者擁立を目指す「アップデートおおさか」設立について

2:38~( 1/30大阪市長囲み会見https://youtu.be/vvj8LAdptNs?t=158 )

産経新聞:4月の大阪知事選・市長選に向けて候補を擁立を目指す「アップデートおおさか」という団体が設立されたようなんですけど、その辺りについて受け止めをお願いします。

松井市長:まあ、いろんな人がいているんでね。選挙はあった方がいいと思ってますんで。そのどなたが立候補されようと大阪維新の会としては政策をしっかり訴えていくということだと思います。

産経新聞:アップデートおおさかの方では、IRの誘致については慎重な姿勢というように**ですけれども、その辺りについてはどうお考えでしょうか。

松井市長:我々は、IRについては、これは大阪経済、観光立国日本をつくるためには必要なツールだと思ってます。これまでも選挙では相手候補からね、僕が知事選・市長選と戦うたびに、相手候補からそういうネガティブな話がありましたけど、我々は必要なツールだということを訴えてきました。もうもうそこに変わりはありません

司会:ほか、いかがですか。

関連記事

2023.1.29

大阪ダブル選へ経済人ら政治団体 「非維新」結集目指す: 日本経済新聞 (nikkei.com)

アップデートおおさかの関係者はダブル選について「独自候補の擁立を検討するほか、我々の考えと一致するなら他党との連携も探りたい」と語り、自民などが推す候補者を支援する可能性に言及した。一方、辰巳氏の支援には否定的な考えを示した。

 

 

大阪の子どもたちを万博に1回は無料招待「子どもたちのスキルアップにつながる」

3:59~( 1/30大阪市長囲み会見 https://youtu.be/vvj8LAdptNs?t=239 )

NHK:市長としてお尋ねしたいんですけれども、今日の府議会の万博関連の委員会で、万博への子どもの招待について、1回は無料で招待するっていうような趣旨の答弁が出たっていうふうに聞いてるんですけれども、これ市長、承知されているかっていうのと、承知されているのであれば、概要をちょっと教えていただきたいんですが。

松井市長:吉村さんとやっぱり、僕たちも子供の時、まあ、僕が子どもの時に万博行きましたから、1970年。その時まあ招待ではなかったけど、やっぱり万博、1970年の万博を見学、まあ肌で感じることでね、本当にワクワクしたし、その後、僕は小学生だったからあれだけど、僕ら、僕よりちょっと上の高校生や大学生、当時の高校生や大学生の方は、あの万博がすごくその後の人生に大きな影響を与えたということですから、、やっぱり子どもが招待されるというのはいいことだと思ってます。

NHK:現時点で言えるのは、中身としては1回無料とか、なんかその辺はいろんな条件とかというのはいかがでしょうか。

松井市長:これは大阪府として、府域全体の子どもたちを招待をする形を作ってくれるんだろうと、そういうふうに捉えてますけど。

NHK:今、先ほどにも少しおっしゃっていただきましたけど、子どもたちにとってどういう機会になったらいいか、その辺はどうでしょうか。

松井市長:命輝く未来社会のデザインなんで、その自分たちが大人になった時に、社会にどのように参画していくか、貢献していくか、そういうことを感じてもらう。自分が将来どのような分野にチャレンジしていくかと。そういうことを感じていただけたら、非常に子どもたちのスキルアップにつながると思います

NHK:ありがとうございます。

関連記事

2023.1.30

「大阪・関西万博」に大阪府内の子供を無料で招待へ 大阪市・松井市長「子どものスキルアップに」(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

 

 

IR誘致の土地評価3社一致 市の説明と矛盾?『価格の一致などは審議会で審議されず』

 

6:15~( 1/30大阪市長囲み会見 https://youtu.be/vvj8LAdptNs?t=375 )

朝日新聞:ちょっと今日お昼の民法のニュースで、IRの大阪の誘致の土地の賃貸契約を巡って、いわゆる賃貸価格が、不動産評価審議会、あの第三者の不動産鑑定士とかで構成されている審議会で、「審議されて妥当だと判断された」って、これまで市の説明があったと思うんですけれども、実際そこの場所では「審議はされていなかったことがわかった」というような報道が出ていまして、一応、市側の説明としては、その場で賃料の説明はしたんだけれども、鑑定士とか弁護士とかによる話し合いはされてなかったみたいな、そういう説明を、まあ報道によるとされているらしいんですけれども、これについて何か市長、説明とか受けてますか。

松井市長:不動産評価審議会に資料を提出して審議していただいたと聞いています。

朝日新聞:聞いてますか。

松井市長:ええ。

朝日新聞:ただ、市側がその、話、いやこれ報道ベースなんてわからないですけど、その、資料の説明はしたけれども、委員の人たちの話し合いはされてないみたいなことを言っているって、

松井市長:いや、問題なかったら意見は出ませんよね。これ。議会でも委員会でもよくある話だけど、いろいろ提案をこちらはさせてもらう。そのことについて問題ないからその件についての質問はされませんでしたという委員長報告とかよくある話で、審議会にきちっと書類も整えて説明して、そこへ提案しています。その中の個別具体的な問題点を、問題点あれば議論をしていただくし、なければ議論はないと。まあそういうことだと思います。だから、これからもしその審議会に提案もしてなく隠してるなら大問題ですけど。うん。だからその意味がよく分からない。議論してもらってないというのが。議論してもらうのは委員の皆さんの自由に議論してもらうわけだから。我々は提案は全てしてますんでね。

朝日新聞:した上で承認をもらっているというのは間違いないですか?

松井市長:問題なければ意見が出ませんから。そこで承認はされます。それはまたちょっと後ほどもう一度詳しく関係部局から聞きますけど。うん。だからそれは、それをもって議論していないというのは、これは恣意的な偏向の報道だと思います。

朝日新聞:はい、ありがとうございます。

司会:ほか、いかがですか。ないようです。以上です。ありがとうございました。

 

こちらが会見で取り上げられた報道。審議会の委員を務める不動産鑑定士5人に取材したとありますが、これが「恣意的な偏向報道」でしょうか?

関連記事

2023.1.30

【独自】大阪IR「3社で価格など一致」めぐり『価格の一致などは審議会で審議されず』 | MBSニュース

”大阪港湾局は「鑑定結果が適正かどうかを検討する審議会で審議され、価格は妥当と判断されたため問題ない」としていますが、MBSが審議会の委員を務める不動産鑑定士5人に取材したところ、価格の一致などについては審議対象ではなかったことがわかりました。委員からは「何らかの力やきっかけがないと3社の一致にはならない」「業者は説明責任をきっちりと果たすべきだ」といった意見もあがっています。”

 

 

次回は、2/1の吉村知事会見です。