松本清張の生い立ちについて書いた記事を
どこかで読んだことがきっかけで
読みたくなりました。
推理小説の名作ですが、
ゼロの焦点は戦後すぐから10年くらい、
ガラスの城も昭和の40年代ですかね。
当時は、役所や企業が簡単に
すんごい個人情報を教えてくれるので
主人公は謎に迫れたんだろうなあと。
今は、
他人の戸籍を調べて教えてくれる
町役場の職員も、
検視したときの状況を
べらべら話す町医者も
いたら大問題ですからね…
今読んで、違う意味で
松本清張のすごさに驚きます。
「ガラスの城」での、
企業で働く女性の描写の
なんと細かいことか。
現代でもそんなに変わらない
女性の生きづらさが
女性の視点で生々しく表現されています。
昭和の時代、
女性本人も気づかないふりをして
やり過ごしていた現実を、
男性が気づき、
表現したことがすごいです。
あと、その記事に、
松本清張は、子どものころ、
田山花袋の旅行記を好んで読んでいて、
彼を旅行作家だと思っていたほどだそうです。
私は国語で習った「田舎教師」くらいしか
知らないし(しかも読んだことない)、
どんなものかと図書館で取り寄せてもらいました。
近畿地方の話だと
ある程度わかるし面白いかなと思ったけど、
こちらは字体とかも読みづらくて
ほとんど読まずに返してしまいました…
いつかの機会にまたチャレンジしたいな。