HEDD は一昨年(2015年10月)に設立されたばかりのドイツのオーディオメーカーで、アクティブスピーカーをベルリンで生産しています。
CEOのクラウス・ハインツ氏の経歴は Adam Audio をはじめとする有名な会社の創立者かつ開発部門のトップですから、HEDD は生まれたばかりのメーカーにもかかわらず高度な技術力を持っています。
更に頼もしいことに子息のフレデリック・ノップ氏(副社長)は音楽学の博士号を持つマスタリング・エンジニアでもあることからも、音楽を熟知したオーディオメーカーと言えます。
詳細は、HEDD-Japan のページをご覧ください。
HEDD アクティブスピーカーの特徴の一つは高域を受け持つエアーモーショントランスフォーマー(AMT)です。
通常のスピーカーはドーム型またはホーン型のツイーターが搭載されていますが、エアーモーショントランスフォーマーは優れた立ち上がり立ち下がり特性を持っています。(周波数特性は50kHzまでの超高域をカバー)
詳細は、HEDD-Japan のページをご覧ください。
製品群としては現在4タイプが提供されています。
左上:Type 05 ※過去記事でも紹介しているデスクトップにも設置可能な万能機です
右上:Type 07 ※Type 05を一回り大きく、より広い部屋にもマッチします
左下:Type 20 ※近日発売予定の Type 30 のシングルウーハー・タイプです
右下:Type 30 ※HEDDの高性能最上位モデルです
詳細は、HEDD-Japan のページをご覧ください。
過去ブログでは主にロック向けスピーカーをテーマとした記事で Type 05 を取り上げていますが、特にロックに特化したスピーカーという訳ではありません。全てのジャンルの音楽を高次元に楽しませてくれる大変優れたアクティブスピーカーです。
元々のターゲットがスタジオや放送局等ですから特定ジャンルに特化していては使い物にならないのは言うまでもありませんね (^∇^)
経験上、ロックを上手く鳴らせるスピーカーはジャンルを選ばない優れたスピーカーであることが多いためロックを最初のターゲットにしてみました。
更に数日前ブログに書いた HEDD Lineariser は曲によっては効果てきめんで、リニアフェイズにより元々大変優れたスピーカーが輪をかけて高性能になることを体験できました。
アクティブスピーカーと言うと、アンプを内蔵した簡易的な安価なスピーカーとの見解がまだまだ残っているように見受けます。しかし、HEDD アクティブスピーカーはその真逆です。
パッシブネットワークによるクォリティのボトルネックを排除し、各音域専用に複数台のアンプでスピーカーを駆動するオーディオ・ハイエンドのマルチアンプ方式を専門知識なしにリーズナブルプライスで手に入れられる希少な選択肢です。
オーディナリーサウンドは、この素晴らしい HEDD 製品を HEDD Japan から取り寄せていますので、購入後も安心して使っていただけます。
試聴をご希望の方はメッセージにご連絡ください。
今日は HEDD Type 05 で Adele を聴きました。
歌いだしの”Hello”にかかっているリバーブの広がりと減衰が心地良いです
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※オーディナリーサウンドの取扱商品は全て国内正規代理店から取り寄せています