総務省統計局が5年ぶりに趣味娯楽を含む社会生活基本調査を発表したので、音楽リスナー人口にフォーカスして調べてみました。※5年前の結果はこちらを参照して下さい。
サンプルサイズは約18万人(5年前とほぼ同数)と十分に信頼に値する数です。
趣味・娯楽の種類として定義されているのは前回の平成23年と同じく34種類です。※各先頭の数字は順位とは無関係(発表値をそのまま表記)
- 01_スポーツ観覧(テレビ・スマートフォン・パソコンなどは除く)
※旧:スポーツ観覧(テレビ・DVDなどは除く) - 02_美術鑑賞(テレビ・スマートフォン・パソコンなどは除く)
※旧:美術鑑賞(テレビ・DVDなどは除く) - 03_演芸・演劇・舞踊鑑賞(テレビ・スマートフォン・パソコンなどは除く)
※旧:演芸・演劇・舞踊鑑賞(テレビ・DVDなどは除く) - 04_映画館での映画鑑賞
※旧:映画鑑賞(テレビ・ビデオ・DVDなどは除く) - 05_映画館以外での映画鑑賞(テレビ・DVD・パソコンなど)
※旧:DVD・ビデオなどによる映画鑑賞(テレビからの録画は除く) - 06_音楽会などによるクラシック音楽鑑賞
- 07_音楽会などによるポピュラー音楽・歌謡曲鑑賞
- 08_CD・スマートフォンなどによる音楽鑑賞
※旧:CD・テープ・レコードなどによる音楽鑑賞 - 09_楽器の演奏
- 10_邦楽(民謡、日本古来の音楽を含む)
- 11_コーラス・声楽
- 12_カラオケ
- 13_邦舞・おどり
- 14_洋舞・社交ダンス
- 15_書道
- 16_華道
- 17_茶道
- 18_和裁・洋裁
- 19_編み物・手芸
- 20_趣味としての料理・菓子作り
- 21_園芸・庭いじり・ガーデニング
- 22_日曜大工
- 23_絵画・彫刻の制作
- 24_陶芸・工芸
- 25_写真の撮影・プリント
- 26_詩・和歌・俳句・小説などの創作
- 27_趣味としての読書
- 28_囲碁
- 29_将棋
- 30_パチンコ
- 31_テレビゲーム・パソコンゲーム(家庭で行うもの、携帯用を含む)
- 32_遊園地、動植物園、水族館などの見物
- 33_キャンプ
- 34_その他
上記の01~04および08は5年前から若干異なっていますが時代の流れに沿った変更とみてよいでしょう。気をつけたいのは05で、”テレビ録画を除く”が無くなっています。
まず単純に趣味人口(発表値の行動者数を趣味人口と解釈)のトップ15を見てみます。
5年前との大きな違いは、1位と2位の逆転現象です。但し、先に述べたように「映画館以外での映画鑑賞」は”テレビ録画を除く”の制限が今回は無くなったので、これが影響したものと捉えています。Netflix などのオンデマンドサービスが広がったことから制限を無くしたのは妥当と思います。
引き続き調査結果を見ていく予定です。
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