先月


夫が救急搬送されたのは脳梗塞。


心筋梗塞から退院して4ヵ月ほど経った時のことでした。


心房細動(不整脈)から


血栓が脳に飛び、脳梗塞になってしまったのだそう。





倒れて運ばれてきた時は


すでにろれつがまわらず、右手の麻痺が認められていたので


一刻もはやく処置をしないと、身体や脳が大きなダメージを受けるばかり、ということで


直後の脳の血管の画像を示しながら


ドクターが説明して下さいました。





その画像は


医学的知識のない素人の私でさえ、


はっきりわかる驚愕のものでした。


左半分の血管が、、、


恐ろしいことに全く見あたらないのです。


脳の半分だけ、明らかに血流が妨げられているのが見て取れる、、、


しかも広範囲に渡って、、、


その画像は今でも瞼の裏に焼きついて忘れることのできないものになっています。






処置を待っている間


数ヶ月前に起きた心筋梗塞のことをぼんやり考えていました。


心筋梗塞の時は


集中治療室からずっと出ることができず、2ヵ月近くも全身管理をされていたのですが、


これは、極めて異例なことであったそうです。


集中治療室にはそんなに長くいることはできないらしいと、あとから聞きました。


その後もなかなか人工呼吸器が取れずに


リハビリ転院するまでの4ヶ月近くは、モニター付きの個室で過ごしたのです。


今回はどうなるんだろう、、、


また、何ヶ月もかかるのかな、、、


果たして今度は生きて戻ることができるのだろうか、、、




さまざまなことが頭をよぎっていました。


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処置直後、


夫が目を覚ました時は、うまく言葉を発することができなかったのですが


3、4日の集中治療室にいるうちに、


普通に会話が可能に。


それから


一般病棟に移り


幸いにも


心配されていた身体機能の後遺症もなく、


今は日常生活が送れるほどの回復に至ったのです。





今回は


1ヶ月近くの入院だけで、リハビリのための転院もなく退院することができそうです。


通院しながらの人工透析はあるのですが、しばらくはまた自宅療養が続きます。





今日は


水泳の池江璃花子選手が白血病という、


びっくりするようなニュースが飛び込んできました。


まだ18才の若さです。


ご回復を心からお祈りします。