翻訳: 名前がいったい何だというの? | Ouobpo

翻訳: 名前がいったい何だというの?

 ずいぶん間隔が空いてしまいましたが、gregor-ramblings-jaプロジェクトで「Gregor's Ramblings」の記事をまた翻訳しました。今回は「What is in a Name?(名前がいったい何だというの?)」です。

 JMSなど非同期メッセージングを使ったシステム間統合では、「チャンネル(channel)」という概念が登場します。この記事は、チャンネルにどんな名前を付けるべきか、という議論を展開しています。チャンネルにどんな名前を付けるかが、単なる名前の良し悪しだけでなく、システムのアーキテクチャを「呼出スタック」ベースのスタイルから「EDA(Event Driven Architecture、イベント駆動アーキテクチャ)」へ遷移させるインパクトについて語っています。

 EDA、イベントベースのシステムについての秀逸な解説記事になっていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

メッセージング・ベースの相互作用では、2つの新しい要素が導入される。チャンネルとメッセージだ。この2つの新要素そのものは単純なのだが、選択肢の幅が広がるので、新しい決断を求められる。一見簡単そうだが注意を要するのは、「チャンネルにどんな名前を付けるか?」という問題だ。メソッドが別のメソッドを直接呼ぶだけだった時代には、媒介する要素が間に何もなかったので、何も決めなくてよかった。今や、われわれは新しいレベルの間接性を手にしてしまったので、それに適切な名前を付けなければならないのだ。さて選択、選択・・・

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