迎えに来てくれた看護師さんと病棟に戻りながら話しました。


「長かったですね。お疲れ様でした。」

と看護師さん。

「今何時ですか?」

と、聞くと

「21:50です。」



えーーー?!びっくりびっくりびっくり
そんなに時間経ってたのー!?


2時間くらいと思っていたけど3時間と分かりびっくりしました。


手術の激痛からは解放されたけど、まだ全然痛いです。
車椅子で病棟に向かう途中揺れのせいか痛みがだんだん強くなってきました。


看護師さんから

「ご家族さんが待ってますからね。」

と言われたけど痛すぎて

「それどころやない…」

と言いました。


病棟に着くとエレベーターの前に母と姉が待っていました。

「お疲れ様アセアセ

と労ってくれる母に

「死ぬ…痛い…」

と返事しました。


前回の手術と帰ってきた時の状態があまりに違い、その姿と言葉に姉がまた号泣しだしてしまいましたショボーン


でも、母にも姉にも気を使うことが全くできず。


病棟に戻るとナースステーションに連れていかれ、そこで血圧や熱を測られ病室に戻りました。


病室に着き倒れこむようにベッドに横になると、先生から痛み止めの点滴を指示されていたようで、看護師さんが点滴を付けてくれました。


私はピルを寝る前にいつも飲んでいるので、入院中は寝る前に毎回看護師さんから飲んだか確認されます。

この日は消灯の時間は手術中だったので看護師さんから

「寝る前のお薬飲めますか?」

と言われましたが、これに対しても

「それどころやない…。」

と言ってしまいました。


でも本当に本当に他人に全く気遣いができなくなるくらい痛くておかしくなっていました。



数分して教授が病室に来ました。

「mmmさん、お疲れ様でした。手術は予定通りできましたからね。」


「ありがとうございました。」

と、かろうじて言えました。


教授が病室から出ると母が

「今日はもう遅いから帰るね。
明日また早めに来るね。
頑張るんよ。」

と、言って帰りました。


遅くまでありがとうも言えず

「うん。」

としか言えませんでした。


しばらくすると痛み止めの注射が少し効いてきたのか少し眠っていたようだけど、すぐに痛みで目が覚めます。


ナースコールを押して看護師さんが出ると

「眼が痛い…。」

としか、言えませんでした。


さっき点滴をしたからと言われ、何時か聞くとまだ23時過ぎでした。1時間くらいしか経っていませんでした。


一旦飲み薬を飲んでみることになり、痛み止めとピルを飲みました。

また横になるけど、痛みが強くなるばかりです。


再びナースコールを押し

「眼が痛い…。」

と伝えると、今度は看護師さんが来るまで少し時間がかかりました。


どうも違う薬を先生に出してもらっていたようで最初のとは違う点滴をしてくれました。

この点滴が効いてきて、やっと眠りに着くことができました。


病室に戻って最初にした点滴はアセリオという点滴で2回目はロピオンという点滴だったようです。
飲んだ痛み止めはロキソニンでした。