昔より湘南ボーイなる田舎モノだが遊び人の代名詞様な輩がいる。概ね、逗子、葉山、鎌倉、藤沢、平塚辺りの沿岸地域で育ち、歩いて海まで遊びに行ける田舎モノをさらにローカルと呼ばれていた。

自宅にはサーフボードが転がり、ウェットスーツが吊るされており、いつ貼ったかもわからない古いポスターやショップステッカー、中にはお気に入りの絵画が壁に貼られいたりする。

サーフィンをはじめた昭和50年代1975から1985年辺りは、サーフボードマテリアルに劇的進化を遂げた時期であり、クラークフォームからEPS、ラミネートも進化があった時代である。

1990年初頭、ロングボードブームが再燃し戦後まもなく輸入された日本のサーフィンシーンにおいてリバイバルがおこり、サーフィンが、身近になりつつあった時代を経て様々なデザイン、マテリアルが登場し多彩なStyleが出来上がった。

まったく何十本ものサーフボードを乗り継ぎ、辿り着いた今の相棒たちがある。

その中でも長期入院を同時期に瀕死状態からリメイクした通称ブルーインパルスがメインシェイパーFREEflow代表から三年の歳月を経て納品された。

この三年、肺を切除し、人工股関節なり障害年金サーファーと成り果てたが、毎日無理のない7分筋トレ、朝ごはんをしっかり食べ、MCTオイルを摂取、仕事は無理をしない、焦らず、常に本質を理解し、体力を戻してきた成果が齎された。

ネイビーブルーにマーブルで仕上げた玄人好みであります。

ゆっくり復活するラインナップは、

ブルーインパルス!

ベンアイパスティンガーグライダー

ダニーヘスタンカーグライダー

FREEflowオフセット波匠Style

さらに、ミツサーフ旭日EPSなどのサーフボードをさわれば集大成であるボード群が、会長コレクションである。

それぞれ長いサーファーとしての経験、波との戯れ方をStyleとしてデザインした兄弟である。

サーファーの生き様はサーフボードにそのデザインがStyleに近似する。

長年のサーフラインを合わせたデザインであるブルーインパルスである。

海の仲間たちから洋上で挨拶、久々にブルーインパルスに祝意を頂いた。

利害関係のない海の仲間はサーフィンを通じてのみ、繋がるものである。

人生最終コーナー、泰然自若に自然体で過ごすことにしよう。