人工股関節置換術後、是非トライするのが障害年金制度だ。今回実際にトライしたので参考にして貰えばと雑記します。

そもそも、

「障害年金」は、原則20歳～64歳の方が対象で、病気や事故のため障害を負った方に対して、国が支給する年金制度、65歳以前に初診日があり、日常生活や仕事に支障がある方に対して支給されるのです。

第一ポイントは、厚生年金対象のリーマン系の方のみとなります。国民はだめ！

次に、

障害認定日は手術した日！

原則、初診日から起算して1年6月を経過した日が障害認定日となります。しかし、人工関節又は人工骨頭の場合は、初診日から起算して1年6月を経過する前であっても、そう入置換した日が障害認定日となります。これを、「障害認定日の特例」と言います。尚、人工関節又は人工骨頭をそう入置換した日が初診日から起算して1年6月を超える場合は、原則どおり、初診日から起算して1年6月を経過した日が障害認定日となると！

一番重要な初診日証明

障害年金の認定基準では、人工骨頭・人工関節は、「下肢の障害」に分類されています。なので、

人工股関節置換術の初診日には、原因となる症状を診察したドクターの診断証明がマストであります。

実は、数箇所たらい回しされた様な場合は初診日が確定が難しい場合があり、一気通貫な町医者が居るとベスト！

筆者は、たまたま主治医が脳神経外科の名医で人生一度目の大病時の命の恩人だった御大先生に全てお任せしていた。

たまたまか？11年前、ドラ息子2人を医師に育てて跡取りにして整形外科を併設、そこで初診した履歴が電子カルテ導入もありいとも簡単に証明出来た。

しかも、ドラ息子整形外科医師は、人工股関節置換術を病院勤務医時代は経験されており、術後レントゲンを照査して確かに11年前に変形股関節症状を診断しエビデンスとして採用され、さらに3年後経過観察で進行も診断している履歴があった。

これを手に入れ、術後1ヶ月検診時、日本大学病院へ申告するため、ファンタジスタ教授へ依頼、相変わらず筋肉痛的な痛みがありつつも、歩行自体は術前よりスムーズになっている状態を順調に回復しているとの診断ではあった。

肝心の申請診断書は、大学病院文書課へ提出、三週間程度作成に要するとかで、予め相談した社労士へ指南付箋を付けた書類を託した。

これが手に入れば、いよいよ申請手続きに入る予定である。

次回は、来年外来となるが、ファンタジスタ教授は大学病院では外来が混みすぎて見られてないので転院することになった。

とりあえず、申請診断書待ちであります。

さて、障害年金三級は無事に支給されるか、進捗次第続報したい。

なお、生命保険申請、二週間入院、手術費用込み15万円程度支給された。

個室費用1日4万円があり総額75万請求されたがこれが一般病棟であれば、トントンだった様だ。

やはり、地獄の沙汰も金次第！

確定申告には、医療費100万オーバーなのできっちり申告しよう。

会長談

人工股関節置換術に係る障害年金制度