近江の館 京都錦小路店 〜お餅付き大会〜 | 近江の館スタッフブログ

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おはようございます。

京都のなべです。


皆さま、いいお正月を過ごせましたでしょうか☺


今日は毎年恒例、我が家の餅つきについてのお話です😊

私の田舎では、毎年年末に餅つきをします。人手が多ければ楽しい「餅つき大会❗」ですが、人手が少なければ「ひたすらに餅をつく会、、」となります。今年は後者でした…ので、頑張りました❗何せ20kg近く、5種類のお餅をつくのですから😏

まず最初に、とち、よもぎ、さくら、柚(ちなみにこれは私が好きな順番です♪)をつき、お正月の直前にお鏡さま用の白もちをつきます😌 

この餅つきの準備は春から始まります。春によもぎを摘み、アク抜きをして冷凍しておきます。さくらはつぼみの頃に取り、塩漬けにしておきます。


とちは、雑木を燃やした灰でアク抜きをします。このとちのアク抜きは、上手な人とそうでない人がはっきり分かれる、と昔から言われてきました。それによってとちもちの美味しさが変わってくるので、とても重要❗ですね。

柚は、知り合いの方のおうちになった柚をいつもいただいています。


さあ、使う主役の糯米は、近江の館の美味しい羽二重糯米です😊お餅にしたとき、その美味しさが全開します❗(あ、もちろんお赤飯などにされても美味しいですよ😋)


前の晩に糯米を洗い、水に浸けておきます。そして次の日、一日かけて餅つきをします。蒸して、ついて、のして。これを何度も繰り返し、次の日に一日かけて切ります。そしてまた次の日、一日かけて親戚中に配ります。




昔から餅つきには、とても楽しくてとても大変な三日間、という想いがありました。でも、小さい頃からやってきたことなので、これからもずっとずっと続けていきたいなと思います😌


春には冬の餅つきを思いよもぎを摘み、冬には、そのよもぎを摘んだ春を思い出しながら餅つきをします。

私もそんなふうに、巡る季節を感じながら過ごしていけたらな、と思います😊


懐かしい味、季節の味がいっぱいの近江の館で、今日も皆さまのご来店をお待ちしております😊