禁断のパンダ - 拓未 司

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タイトルにひかれて、読んでみました（笑）。グルメミステリーというキャッチコピーのとおり、主人公は小さなビストロの青年シェフ。神戸の有名フレンチレストランで催された友人の結婚披露宴に主人公が出席するところから話は始まります。物語前半は読んでいて何度唾を飲み込んだことかというほどのおいしそうな描写の連続。あまりミステリーっぽくない展開で進んでいきますが、これが実に大きな伏線に。披露宴に出席予定の新郎の父が行方不明に、それに続いて起こる殺人事件と、後半はいっきにミステリーの色が濃くなってきます。

前半の華美な雰囲気と対照的にクライマックスは陰湿グロテスク。ちょっと気分悪くなっちゃいました。美食や味覚というテーマだけに、正直もうすこし綺麗にまとめてほしかったです。表紙の絵とも全然違うし。

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<はみだしblog>
男子トイレにて。携帯で話しながら男子が私のとなりにポジショニング。「ちょっと待ってて」と言い、携帯を目の前のスペースに置いて用を完了。その後、何事もなかったかのように「それでさー」と出て行った。あまりのことに、こちらはしばし呆然。もちろんのこと手は洗わずじまい。。。