のぼうの城 | 江州ぶらぶら探訪録

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11月2日に

和田竜氏の小説 「のぼうの城」が映画化 され、公開される。


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舞台は

天正18年(1590)の「のぼうの城」こと

忍城(おしじょう、埼玉県行田市)。


天下統一の完成を遂げるべく、

豊臣秀吉(市村正親)が関東北条氏の属城・忍城を攻めるという設定。



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詳しくは小説 を読んでいただくこととして、

ここまでの話なら、

この映画は近江とは、なんのかかわりもなさそうだが、

実はその攻めての主力は近江衆。


忍城攻めの総大将は石田三成(上地雄輔)で、

大谷吉継(山田孝之)、長束正家(平岳大)らが加わった。


石田三成は長浜市石田町出身で、佐和山城主(彦根市)。


大谷吉継も近江出身説が有力で、

長浜市余呉町小谷が苗字の地とも、

青蓮院門跡坊官の出自ともいわれ、

米原市中多良に首塚がある。


長束正家も草津市長束町の出自とされ、

水口岡山城主(甲賀市)。


そしてもとより、

豊臣秀吉は織田信長家臣として、

小谷城(長浜市)の浅井長政を攻め滅ぼし、

その戦功で長浜城をたまわり、

賤ヶ岳合戦(長浜市)で柴田勝家を打ち破って、

天下人へと出世していった。



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・・・・・ということで、

小説を読んで、映画をみて、

そしてぜひ近江の歴史探訪に来てくださいね!