前日に接種したインフルエンザワクチンの副反応なのか、
今日は一日中微熱と倦怠感でぼーっとしていました。
何にもしない日。パジャマのまま日が暮れました。
そんな時はよく、どうにもならないことを考えたり、自分への嫌悪感が募るのですが、
違う視点から考えると、何にもしなくて良い日だったのだなあと思います。
就活や授業を無事に終え、部活を引退し、アルバイトはお休み。
こんな日が来るのを待ち望んでいた過去の自分が確かに、いたのです。
コロナウイルスに感染し熱が下がらなくても、勉強のリズムが崩れるのが怖くて
一日中机にしがみついていた日もありました。
部活と授業の両立に体がついていかずに悩んだ日もありました。
スーツを着て不安を抱えながら歩いた日もありました。
ずっと何かに追われていて、あわただしく過ぎていく日々が当たり前だったから、
突如訪れた時間のある日々に慣れていないのかもしれません。
ああ、今の自分は何にも追われる必要がない時なんだ。きっと来年からはしばらく
何かに追われる日が続きそう。その前の少しの休息の時間。
必死にもがいた分のご褒美なのかもしれない。不器用な自分や忘れたいことに
目が向くけれど、なにかしなきゃと焦るけれど、このたくさんの時間を
ゆっくり楽しもう。かつての自分とこれからの自分のためにも。