最近まで3月とは思えないほどの暖かさが続いていましたが、
今日は、手がかじかむほど寒い日でした。
こういう日に限って外出する予定があり、さらに薄着で出かけてしまい、
帰りは震えながらバスを待っていました。
頭の中は、寒い寒い寒い‥‥バス早く来い・・・ばっかり。
何も考えずに春っぽい服装で家を出た朝の自分を恨みながら。
そんな事を思いながらバスを待つ列に並んでいると、隣から小さな男の子
とお母さんの会話が聞こえてきました。
「明日の朝のパンどこで買うの?」と小さい男の子。
「○○(スーパー)かコンビニどっちがいい?」とお母さん。
「○○ってここから歩いてどのくらい?3分?」と男の子。
(「いや歩いて30分はかかるよ」と心の中で私。)
なんて可愛いんだろうと思いながら、ついつい親子の話を聞いてしまいました。
明日の朝のパンの話、なんてことのない会話でしたが、
小さい子供にとっては、重要な関心ごとなのでしょう。私が幼かったころ、
土曜の朝ごはんではありませんでしたが、幼稚園が午前中で終わる月曜の昼、
迎えに来てくれた母といつもは寄らないスーパーでお昼ご飯のパンを買って帰っていたことを思い出しました。
今日の小さい彼は土曜の朝、かつての私は月曜の昼。
小さなワクワクを彼も感じていたのでしょうか。