夫の(母方の)祖父のお葬式に参列しました。息子にとっては曾祖父になります。
私たちをとてもかわいがってくれていたので、大変残念ですが、私たちの結婚式も招待できたし、ひ孫を見せることができて嬉しく思います。

で、表題の話。夫の母は二人兄弟で、弟がおり(夫にとっては叔父)、結婚されていますが子供はいません。お葬式には夫婦で参列されていました。
昼食中、今回参列された方が祖母に「ひ孫さんかわいいですね、しかも男の子で。おじいちゃんも喜んだでしょう」と問いかけました。
すると祖母は「いやぁ、娘の方のひ孫なんで…」と言っていました。

そのとき私は奥さんの気持ちを考えたら辛くて辛くて。どういった理由でお子さんがいないのかはわかりませんが、そのような話を目の前でされて、身の置きどころのないお気持ちではないのかと心苦しかったです。

おばあちゃん世代の方にとっては嫡男の子供=後継、という考えなのでしょうね。サムライの時代かな?笑
両親、義両親からはそんなこと言われたこともなかったので、初めて「男を産んだら偉い」的な考えに晒されて、驚きとともにしょうもないなあと思ってしまいました。

昔と今では時代がちがう。結婚してもしなくても幸せになれるし、子供を産むかどうかもその人の自由。こんな価値観、私がおばあちゃんになる頃にはなくなればいいなぁ。

息子が結婚しようがしまいが幸せならそれで良いし、婿に行きたければ好きにすれば良い。お嫁さんが子供を産んでも産まなくても自由。
そうやって本人の価値観を尊重してあげられるおばあちゃんになりたい。