競馬払戻金に巨額追徴課税
・・・で、破産したらしい(汗
「もう馬券を買えない。勝ったところで全部持っていかれてしまうので、馬券を買う意味がなくなってしまった」
JRAや南関にとっては、大切な”上客”(=イパーイ馬券を買ってくれる人)のひとりを失ったと言える。
(単行本)
じゃい氏は過去にWIN5や南関のトリプル馬単で高額配当をゲットしている。
で、その追徴課税っぽい。
どれが対象かは知らんけど、恐らく川崎競馬のトリプル馬単6,410万6,465円は対象だろう。
ハズレ馬券は経費にならない。
明らかにおかしいが、仕組みを変えない限りなかなかねぇ。。。
そもそも
当たり馬券の払戻金は偶発的に得られる
という考え方が間違っている。
今もあるのかは知らんけど、駄菓子屋のくじなんかは、当たりが出れば菓子などと交換して、当たりくじは元に戻す。
なので、何度やっても当たる確率は”一応”同じである。
偶発的と言える。
が、馬券の場合、買えば買うほど的中率は上がる。
全通り買えば、必ず当たる。
的中は必然と言える。
そんなことは小学生でも理解できるかと。
なのに、ハズレ馬券は経費にならない。
全通り買ったからこそ当たった場合でもね。
で、仕組み。
法律以前に問題がある。
勝馬投票券、略して馬券の発売方法である。
ネットであれば誰が購入したかは簡単にわかる。
不正アクセスは例外ね(汗
問題は、紙の馬券。
誰が購入したかわからない。
なので、もしハズレ馬券を経費にしちゃうと、拾った馬券でも”経費”になっちゃう(汗
これを改善しない限り、いつまで経っても、「ハズレ馬券は経費」にならないだろう。
ネットで購入すれば経費。
現地(競馬場、WINSなど)で購入した紙の馬券は経費にならない。
・・・なんてのは不公平であり、裁判の判決として絶対にありえないからね。
舟券、車券を含めた全ての公営ギャンブルの投票券の発売方法を変える必要があるなー。
まあ、幸か不幸かコロナ禍で大多数の人が”ネット会員”になった気はするが、残りの”現地派”もカード加入必須にして、全会員の履歴管理を行なえるようにする必要があるかと。
未成年者(馬券は20歳から!)などへの販売防止にもつながるし。
それには先ずJRAが率先しないとね。
そうすれば、裁判官も「例外的にハズレ馬券は経費」なんてめんどい判決を出さずに済む。
国税局にしたって、その方が脱税を減らせるだろう。
誰だって内心では、「ハズレ馬券は経費だろ?」って思ってるだろうから。
蛇足でもっと書けば、馬券分をちゃんと納税した人(=リアル勝ち組)に対して国税局が”認定番号”かなんかを発行すれば、納税者が増えるかも?
お墨付きを得られれば、リアル勝ち組は予想の提供(=ビジネス化)をしやすくなるだろうし、そうなれば、イパーイいるであろう”自称”勝ち組のショボい有料予想は減るに違いない。
・・・すげー蛇足(汗
それにしても、今回の一件は競馬界にとっては痛手かと。
卍氏の所謂「馬券裁判」では、競馬は勝てる(・・・かもしれない)、実際に勝っている人がいることを世間に知らしめた。
過去にはUPROのような例はあったが、”個人”で儲けている訳ではなかった。
その意味では、競馬界にとってはプラスに働いたと言えるだろう。
「俺も、アタシも勝てるかも?」 → 「馬券を買ってみよう!」みたいな。。。
が、今回のは大きなマイナス。
”上客”を失ったってのは小さな話であって、「馬券で勝ったら逆に損をする」という印象を与えたのでは?
それも実際に勝っている人なのかはわからない、偶々超高額配当(=運の要素がヒジョーに大きい)を何回か当てたからプラスなのかも?って人による発言によってであーる。
もう「競馬場の達人」に出演することもないだろうし、過去の回が再放送される機会もないかもしれないなぁ。。。
↓ じゃい氏の競馬関連の最後の本になるかも?
(単行本)
(Kindle版)