調教師試験、合格おめでとう。

 

9日のJRA発表まで、口外出来なかった事、さぞかし大変だったと思います。

 

騎手人生も華やかに終われそうですね。

 

花の12期生(和田・髙橋亮・常石古川吉柴田兄弟(双子)・細江純子ら女性3名)の10人。 3月2日のデビュー戦、初騎乗初勝利で始まり、騎乗2連勝も記録した男。 やはり、天才:福永洋一の息子だなと思わせてくれました。

10人の内5人は、GⅠ獲得しています(赤字騎手:柴田大地含む)が、福永君は34勝と抜けていますね。

大事に乗る騎乗スタイルから、内でどん詰まりもありましたが、無理な(危険な)騎乗はしない男で、私は好きな騎手でした。 彼のモットーが、【勝てるポジションを取る】こと。 レースの流れを予想して、どのポジションなら勝てるのかに拘りました。 特に、第二集団の先頭を取った時は、ワクワクしてレースが見られました。

若い頃には、折り合いを付ける事に苦労(キングヘイローなど)していましたが、段々と技術が向上していきました。

また、生家が隣同士であった武豊には、祐一!と可愛がられて、レース中には被せる(蓋をする)ことも、教えてられていたみたいですね。 人気馬に乗ると、豊さんが蓋をして来たなんて、呟いていた事もありましたから。

来年定年になる池添兼雄厩舎・橋田厩舎。 池添さんは、息子の学(次男)君がいるので後を継いでくれるでしょう。 橋田厩舎は跡継ぎがいないので、1年待って(一時的に他厩舎に委託)から、福永君が継ぎそうに思われます。

社台G、ノーザンG、ノースヒルズ、ゴドルフィンにも信頼ある騎手なので、預託馬が集まりそうですね。

兄貴分の豊も、祐一の厩舎の馬でGⅠに乗りたい、勝ちたいと呟いています。

 

思い返せば、19年間ダービーが獲れなかった事が嘘みたいですね。

ワグネリアンでダービー制覇、翌々年にはコントレイルで3冠達成、翌年にはシャフリヤールでダービー連覇。 2600勝達成して、武豊・横山典に次ぐ3位の通算勝利数。

 

再来年の3月、福永厩舎開業を楽しみにしています。