中山1200の舞台は、前半600mが下り坂になっており、ペースが上がり易く逃げ馬には苦しい傾向。
差し馬に有利な条件ではあるが、過去10年間で上がり最速馬が勝ったのは2頭のみ。
上がり6位以下の馬が、6頭も勝利しているのだ。
つまりは、中団やや前目の位置から、そこそこの上がりを使った馬が勝ち切っているとも言える。
2 レッツゴードンキ ・・前走は外枠もあり掛かり通しだった。 絶好枠を引いたようにも見えるが、ス
タートの脚は速い方ではなく、内を捌いて来られるかどうか?
3 セイウンコウセイ ・・超Hペースの2番手では直線失速も仕方なしの前走。 むしろ、良く4着に踏
ん張ったのではないか。 好枠引き、馬主さんの地元開催でもあり、要注意。
4 フィドゥーシア ・・ハナに行くでしょう。 4角までは楽しめる馬だよね。
5 ラインミーティア ・・ここにきて急成長。 前走も前が開かない不利はあったが、それがなくとも2
着だったと思います。 フットワークからは平坦向きなのだが、好調なら坂を熟すかも。
6 ワンスインナムーン ・・昨年末から充実一途で、崩れたのは重馬場に近い稍重の高松宮記念の
み。 好枠から2番手に控える競馬なら脈はある。 穴で一考。
7 ダイアナヘイロー ・・4連勝は立派だが、メンバーレベルが低かったのも事実。 大舞台で穴開け
るキングヘイロー産駒になるか?
8 レッドファルクス ・・直線が壁になり暫く追えずの前走。 やはり力はある馬。 ぶっつけ本番にな
るが、力は出せそうな気配です。 Sペースの瞬発力勝負が得意なので、その流れになるか?
9 メラグラーナ ・・前が壁で脚を余した前走。 天気が良い良馬場ならキッチリ差して来る馬。 中
山は負けなし3勝。
10 ビックアーサー ・・昨年の悪夢。 バクシンオー産駒が中山を制するか?と思われたが、前が一
面壁になり、万事休す。 福永の落胆ぶりは半端でなかった。 トライアルを爪の状態から回避
したのが響きそう。
11 モンドキャンノ ・・ベストは1200~1400m。 大物食いの池添で。
13 ファインニードル ・・前走がピークの仕上げは否めない。 デキ落ちがなければ良いのだが。
内枠に速い馬が集まったので、この枠からだと前半に脚を使わされる。
16 ダンスディレクター ・・浜中執念の騎乗か? 差し馬場になりつつある状態なので、押さえたい。
但し、良績あるのは、平坦な京都である。