フサイチコンコルドとミラクルアドマイヤ

名牝バレークイーンから生まれたこの２頭の種牡馬。今回、マイラーズＣにミラクルアドマイヤ産駒のカンパニーが出るので、 この２頭について書きます。

フサイチコンコルド（Caerleon×サドラー）
ミラクルアドマイヤ（トニービン×サドラー）

父が共に欧州で活躍し、種牡馬としては日本の馬場に合っているという点で同じですが、 配合的には全く違う。しかしながら、優秀な牝系だからこそ受け継がれてきた同じ特徴ってのが あるのではと推測してます。


フサイチコンコルド産駒の上級馬には面白い傾向があります。

フサイチコンコルド産駒と主な勝ち鞍
・バランスオブゲーム　　新潟2歳S（芝1400）、弥生賞（芝2000）、
　　セントライト記念（芝2200）、毎日王冠（芝1800）、中山記念（芝1800）

・オースミハルカ　チューリップ賞（芝1600）、クイーンS（芝1800）、
　　　　　　　　　　　　クイーンS（芝1800）、府中牝馬S（芝1800）

・ブルーコンコルド　京王杯2歳S（芝1200）、霜月S（ダ1400）、
　　　　　　　　　　　　　ギャラクシーS（ダ1400）


若駒の時は、1200、1600、2000といった重賞で勝っていますが、成長するにつれて好走している距離が明らかに1800や1400のような中途半端な距離（いわゆる非根幹距離）になっています。



そして、ミラクルアドマイヤ産駒。重賞級は今の所カンパニーくらいですが

・カンパニー　ラジオたんぱ賞　2着（芝1800）、京阪杯　2着（芝1800）、
　　　　　　　　　　中山記念　2着（芝1800）

2着とはいえ、全て1800m。 今回は1600m。となると、頭では狙いたくないが、はてさて・・・。


マイラーズＣの予想はのちほどアップします。