皐月賞の好走馬と人気裏切り馬

皐月賞、過去10年の1～3着馬の父
(年) [1-2-3着]
04　ＳＳ　　　　　 　　　ザグレブ　　　　 　　　　タイキシャトル
03　ＳＳ　　　　 　 　 　ＳＳ　　　　 　　　 　　　　ミシエロ
02　ＢＴ　　　　　　　　　ＳＳ　　　　　　　　　　　　ＢＴ
01　ＳＳ　　　　　　　　　ＢＴ　　　　　　　　　　　　トニービン
00　ＳＳ　　　　　　　　　フジキセキ　　　　　　　トウカイテイオー
99　オペラハウス　　　ラストタイクーン　　　　サッカーボーイ
98　シェリフズスター　ダンシングブレーヴ　 ＳＳ
97　ＢＴ　　　　　　　　　 ＢＴ　　　　　　　　　　　 アンバーシャダイ
96　ＳＳ　　　　　　　　　ＳＳ　　　 　　　 　　　　アンバーシャダイ
95　ＳＳ　　　　　　　　　ＳＳ　　　 　 　 　　　　　ＢＴ

正にSS、BT（ブライアンズタイム）の寡占状態。あとはノーザン系かなぁ。


1～3人気で3着内に入らなかった人気裏切り馬とその父（過去10年）
・コスモサンビーム（父ザグレブ）
・ブラックタイド（父ＳＳ）
・ローマンエンパイア（父サクラローレル）
・モノポライザー（父ＳＳ）
・アドマイヤベガ（父ＳＳ）
・マイネルプラチナム（父シルヴァーエンディング）
・メジロブライト（父メジロライアン）
・ランニングゲイル（父ランニングフリー）
・ヒダカブライアン（父ＢＴ）
・ミナモトマリノス（父イルドブルボン）
・サクラスピードオー（父サクラホクトオー）
・ホッカイルソー（父マークオブディスティンクション）
・ダイタクテイオー（父ニッポーテイオー）

こう見るとなかなか面白い傾向が出てる。
産駒がイマイチ活躍していない中堅～マイナー種牡馬の産駒が人気でコケている。 前哨戦では好走したが、ココ一番で底力不足が露呈しているという感じ。


とすると、今年の出走馬で怪しそうなのが
・コンゴウリキシオー（父ストラヴィンスキー）
・エイシンヴァイデン（父タッチゴールド）
・ストラスアイラ（父パラダイスクリーク）
・ダイワキングコン（父ヴィクトリーギャロップ）

判断しにくい微妙な種牡馬
・ヴァーミリアン（父エルコンドルパサー）
・トップガンジョー（父マヤノトップガン）
・マイネルレコルト（父チーフベアハート）


海外での実績がある種牡馬もいるが、少なくとも日本での実績はほぼない。微妙な種牡馬の方もそれほどの信頼はできない。みんな人気所ではないが、人気薄を狙うならこれらの馬より実績のある父の産駒の方か。 実際、過去10年の3着内に入った馬はほとんど父が実績のある種牡馬なので、前哨戦で好走したマイナー種牡馬の産駒より、前哨戦で負けた実績のある種牡馬の産駒を狙った方が妙味がありそう。（将来G1馬を出しそうな種牡馬なら現時点での実績がなくても問題ない。微妙な種牡馬の方はそこの判断が難しい。）



ＳＳに関しては勝ってもいるし、負けてもいる。
ディープインパクト、アドマイヤジャパン、ローゼンクロイツと人気するであろう３頭のＳＳ産駒。 過去1～3人気での決着もあり、この3頭で決まることもあり得ないとは言えないが、ＳＳ産駒でワンツースリーは出来過ぎだなぁ・・・。