最近、通勤時間や寝る前のリラックスタイムに、iPadで動画を見るのがすっかり習慣になってしまった。大画面で映画を楽しめるし、音質もいいので、スマホよりも断然快適だ。でも、ある日気づいてしまった。

「標準の動画プレーヤー、意外と使いにくい…?」

特に困ったのが、特定のフォーマットの動画が再生できないこと。パソコンからMP4やMKV形式の動画をiPadに入れて再生しようとしたら、うまくいかないことが何度かあった。さらに、字幕ファイルを別途用意したのに、標準のプレーヤーではうまく表示できないことも。これではせっかくの映画が台無しだ。

そこで、いくつかのipadで動画再生アプリを試してみたところ、驚くほど快適に使えるものがあったので、今回紹介したいと思う。

1. VLC for Mobile

まず外せないのが「VLC for Mobile」。PC版でおなじみのVLCメディアプレーヤーのiOS版だ。ほぼすべての動画フォーマットに対応していて、特別な変換なしにそのまま再生できるのが魅力。字幕の表示も自由にカスタマイズでき、速度調整も簡単だ。しかも、無料で使える。

2. PlayerXtreme Media Player

こちらも多機能なプレーヤーで、特にファイル管理が優秀。NASやクラウドストレージと連携し、直接動画を再生することができるので、iPadのストレージを圧迫しないのが嬉しいポイント。

3. nPlayer

個人的に最近ハマっているのが「nPlayer」。特に音質が良く、動画の細かい設定ができるので、映画やドラマを高品質で楽しみたい人におすすめ。ネットワーク経由で動画を再生する機能も優秀なので、大容量の動画を扱う人にはぴったりだ。

4. KMPlayer

シンプルながらパワフルな機能を持つKMPlayer。4KやUHDの高画質動画もスムーズに再生でき、字幕や再生速度の調整も自由自在。広告が少し気になることもあるが、機能面では文句なし。

5. Infuse

デザインが美しく、使いやすさにこだわったプレーヤー。動画をライブラリとして整理し、映画やドラマの情報を自動で取得してくれるのが特徴。Apple TVとも連携できるので、iPadで途中まで見た動画をそのままテレビで続きを楽しむことも可能だ。


結局どれが一番いいの?

用途によって最適なアプリは変わるけれど、「とりあえずなんでも再生したい!」ならVLCが一番手軽。「高機能なプレーヤーが欲しい」ならnPlayerやInfuseもおすすめ。クラウドやNASを活用するならPlayerXtremeやKMPlayerも良い選択肢だ。

動画を見る時間をより快適にするために、自分に合ったプレーヤーを見つけてみてほしい。iPadでの動画視聴が、もっと楽しくなるはずだ。