こうして、野蛮なカニ男たちに
さんざん脅され、いたぶられた僕は
芽を出さざるを得なくなった。
でも、千鶴って子は
僕(柿の種)が芽を出したことを、事の他喜んでくれた。
「春が近づいてきたとはいえ、今日は少し寒いですね。
風邪など、ひかないでくださいね?」
と、優しい言葉をかけ、毎日、変わらず水をくれる。
風が優しくなった土の上は温かく、
意外にも心地よかった。
千鶴って子とも、お話できるのも嬉しかったし、
いつも慈しむように、僕の頭をなでてくれた。
僕は、幸せな気持ちになり
眩しい太陽の光をあびて
思いっきり背伸びをしたくなった。
そう、そしてその時僕は、
柱の陰から
殺気をみなぎらせ
誰かがこちらを見ているなんて、知る由もなかったのである。(つづく・・かなぁ?)
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
構想なしで、
超行きあたりばったりにしては、意外に長くなっていきそうな予感が![]()