皆さん、こんにちは~。

旅する書家

漢字るネームアーティストの凰樺おうか🇯🇵です。



先日、いよいよ2020年東京オリンピック・パラリンピック開催まで

あと一年!!!ということでカウントダウンが始まりましたね。

オリンピックは昔からスポーツの祭典であると同時に

文化の祭典としても注目されて来ました。

今までにも世界各国のそれぞれの開催都市にちなんだ

様々な文化プログラムが開催されていましたが

今回、世界中から日本🇯🇵に注目が集まる中で

日本🇯🇵の文化の一つである書道、Japanese Calligraphy

そして、日本の漢字、 Japanese kanji を

世界中の人々に“漢字るアート”として発信するチャンス🎉到来❗️

“漢字るシリーズ”を通して、日本🇯🇵と世界の文化の発展の架け橋🌈に~❗️

今日もイタリア🇮🇹は、ボローニャ✨から 旅の続きを

お届けして行きます~~~~🎵🎵🎵


凰樺おうかの漢字るイタリア🇮🇹 Nord Italia~✨


第7回目 ボローニャ✨


今回は 偉人の才能を開花🌹させた~❗️❓


小さな美術館🖼️のような❓❓❓教会⛪サン・ドメニコ教会⛪から~🎵🎵🎵





ボローニャ✨の中心街から南へ10分くらい


静かな住宅地の路地を歩いていくと高い塔が見えてきます…!!!



そう、ここは聖ドメニコのお墓があるサン・ドメニコ教会。聖ドメニコの塔。



聖ドメニコはスペイン🇪🇸で生まれ、フランス🇫🇷で布教活動をし


1218年イタリア🇮🇹のボローニャ✨を初めて訪れた時に


この街の活気に衝撃を受け、伝道にふさわしいと


亡くなるまでの最後の3年間この街に住んでいました。


カトリック教会の一大会派であるドメニコ会の創設者。


入り口にはその聖ドメニコが描かれています。





正面の扉の上には薔薇窓🌹と呼ばれる丸いガラス窓があります。


ゴシック建築によく見られる中央から放射状にのびる


ステンドグラスの丸い窓のことなのですが


教会や聖堂では聖母マリアを薔薇の花🌹に例えることから


この薔薇窓🌹は聖母マリアを暗示しているともいわれています。



見事な薔薇🌹の花が咲いているよう~🌹


そう!


この教会で見事な才能の花🌹を咲かせた人もいるんですよ~。


そのお話しは、また、のちほど…







Senti l'Italia〜Nord Italia〜


❼Bologna🇮🇹


Basilica di San Domenico.


Puoi vedere l'oblò sopra la porta.


Una finestra come un fiore rosa .🌹🌹🌹



Ho trovato Vergine Maria


galleggia sopra le nuvole.


San Domenico fece tesoro del Rosario







雲の上に浮かぶ聖母マリア☁️これは、ロザリオの聖母の塔。


グイード・レーニがペストの終焉を記念して製作したもの。


ロザリオを大切にしていて多くの人々に普及させたのが


聖ドメニコ✨だといわれています。



この教会全体の改修全てを含めて完成するまでにかかった年月は


なんと、500年くらい❓❓❓ともいわれているんです💦💦💦


5年やそこらじゃないんですよ。500年だって~~~💦💦💦


入り口からは、きっと皆さんは想像できない💦💦💦ですよね~



と、いうことで…


さっそく中に入って見ましょう~~~🎵🎵🎵







わああ~~~💦💦💦


天井にも薔薇窓🌹が…!!!


それにしてもフレスコ画がいっぱい~❗️❗️❗️


天井だけで、驚いていてはいけません~💦💦💦




聖ドメニコが亡くなってから


最初は大理石のシンプルな石棺をお墓としていたのですが


彼の功績を称えるたくさんの巡礼者が後を立たず、


拝みに訪れたので、大きく広げて、新しい礼拝堂、霊廟として石棺を!と、


あのピサの洗礼堂で説教壇をつくったことで


有名なニコラ・ピサーノに依頼します。



それがこちら…





凄すぎる~~~🤣💦💦💦

こんな霊廟をつくってしまうところが凄い~~~😨💦💦💦

なんて繊細で、立派なお墓なのでしょう~~~❗️❗️❗️

聖ドメニコの数々の逸話や奇跡が掘り込まれているんですから…

これは相当~時間がかかるはず…




さて、先ほどお話ししていましたが

ここで、才能の花🌹を咲かせた人がいるのです…!

その人というのは、当時19才という若きミケランジェロ!!!

この墓碑の3つの作品を製作しました。

まず一つ目が、一番右のローソクを持っている天使 「燭台を持つ天使」。

そして、2つ目が、上から2段目の左から2番目にある 「聖ペトロニオ」像。

そして、3つ目に墓碑の裏にある上の段の右から2番目の 「聖プロクロス」像。

筋肉がみなぎる立ち姿は後の彼の代表作となる 

「ダビデ像」の先駆けになったといわれています。




Opere del giovane Michelangelo,


Ha prodotto tre statue del mausoleo di San Domenico nel 1494, 


"l'angelo con un candeliere", "San Petronio", "San Procolo".





また、若きミケランジェロだけでなく

もう一人、この教会から才能の花🌹を咲かせた少年がいます。

1770年夏、この礼拝堂にあるパイプオルガンで

当時14才の少年が見事な演奏を披露しました。

その少年の名前はモーツァルト!!!

ボローニャ✨にあるマルテイーニ音楽協会に入会して

音楽理論を学んでいたときにこの教会でパイプオルガンを演奏したんだとか。

やっぱり14才のころから凄い人は凄いんですよね~



Piccolo museo d'arte.


L'Arcangelo Michele, un simbolo di giustizia e pace✨



この教会で絵画もたくさん見ることができました。

こちらは、正義と平和の象徴 大天使ミカエルと聖ドメニコの絵。

ミカエル(Michael)という名前には「神のごとき者」という意味があるそうです。

それだけ神に近い存在だったんですね。

大天使ミカエルは「剣」と「天秤」を持つ姿で描かれていますが

「剣」は…悪魔を足で踏みつけながら、悪と戦い正義と平和を守ることを示し

「天秤」は…大天使ミカエルが人間の死後、魂を正しく計ることを示しています。

つまり、その人がどれだけ正しく生きたかを、正義の天秤で

平等に量るというわけです。

損得ではなく、正しく生きることがいかに重要なことかという

メッセージが伝わってきます。

また、他にフレスコ画で有名なフィリピーノ・リッピ(Fillippino Lippi)の作品 

「聖カテリーナの結婚」(Matrimonio Mistico di Santa Caterina)があったり、

まるで小さな美術館🖼️のようでした。




Guido Reni: La gloria di San Domenico



とても繊細で美しく、静かな空間の中に力強いメッセージがあった


小さな美術館🖼️のようなサン・ドメニコ教会。



サン・ドメニコ礼拝堂の天井にはあのグイード・レーニ作のフレスコ画


「聖ドメニコの栄光」が輝いていました〜✨





さて、いよいよ次回は


ボローニャ✨での“漢字る作品”をご紹介したいと思います~💕💕💕



どうぞお楽しみに~~~💖