もうすぐ13年。

いいねありがとうございます。

新年のご挨拶をしたいのですが、明日は大事で最後の法要となりますので控えさせていただきます。
お正月=ムクムクの13回忌法要だと涙がででしまいますえーん
あの時、なぜ仕事を休まなかった自分が悔やまれてしまいます。
12月30日にいつものように病院へ面会に行きました。
とっても元気で食欲もあるからお正月は、お家で迎える事ができるねと先生と話をしてました。
一番嫌いな言葉、仕事行ってくるね、また明日ね、明日はお家だから待っててねラブラブそれが最後の会話になってしまいました。
次の日に病院に今から迎えに行きますねと電話をしたら今朝危篤になりました。
えっ、愕然となり頭は真っ白。
でも、足だけは病院に向かってました。
本当に危篤になってました。
呼びかけにも反応がなく、ねぇ、（名前）だよ！ねぇ！お家帰ろよ！と泣き叫びました。
あまりの気が動転してる私に先生が何か言葉をかけようとしてましたが、先生もあまりの病気の悪化についていけないようでした。
先生も必死に言葉を探し、ムク君お家大好きで帰りたがってたから僕もお手伝いさせてくれませんか？大変でしょうが、看取りはお家が一番だと思うのですが、どうでしょうか？
お家、そうだムクが帰りたくて大好きな場所。
なら、苦労してもいい帰ろうと気持ちを変えました。
30分事に寝返りをうたせ、水分補給させて、朝は病院に連れていく生活が始まりました。
寝る時間もない風呂もなかなか入れないでしたがなぜか嬉しかったのを覚えています。
今までこんなに手をかけさせてくれなかったので。
2日の日の朝、先生が暗い顔をしてました。
今日が山かも知れない、しかも実家に帰省しなきゃいけないんだ。
行きたくないけど、行かなきゃいけないんだと言われて何かあったら電話するリストと家でできるリストを渡してくれました。
帰り際、今日がもしかしたら最後かもとトボトボ帰りました。
帰って暫くすると動画撮らなきゃと思いました。
今までありがとうとか、支えてくれてありがとうとか、もう一人でも大丈夫だから安心してねなどたくさんの思いを伝えました。
大好きラブラブ大好きラブラブ大好きラブラブと伝えると全く動かなかった体を少し起こして3回頷いてくれました。
あー、わかってるよて言いたかったのかなと思いました。
その日の21過ぎにお空に帰って行きました。
泣きながら病院へ連絡を入れると留守電でお世話になりました、ムクがお空に帰りましたと伝言を残しました。
それからすぐに先生から電話があり大泣きしながら本当に居られなくてごめんなさい、でも幸せな猫さんだったよ。ママに本当に一生懸命愛されてたんだもん。力が及ばずすみませんと言われました。
私は、ありがとうございました。しかでできませんでした。
先生には無理をたくさん言い聞いていただけて召使いも嬉しかったです。
入院が多かったムクに少しでも安らいで欲しいとブランケットや食器やご飯をお家の物でお願いしますと頼み込み了承していただきました。
他の患者さんの家族からのクレーム処理もしていただけました。
なんであの子は、いい毛布とかいい食器使ってるの！なんで差別してるんですか！と言われてました。
先生は、その時にこれはこの子のママさんが毎日欠かさず持ってきてくれて片付けなどしてくれます。
そのママさんも仕事があるのに寝る時間を削ってまで来ています。
貴方もできるならそうしてあげてください。
そう言っていただけて、他の患者さんからのクレームも減ったそうです。
先生、本当にお世話になりありがとうございました。
ムクの余命は半年でしたが、こちらの病院へ転院してから約3年生きてくれました。
これもひとえに先生のお蔭だと思ってます。
9歳と短い猫生でしたが、たくさんドライブしたりたくさんの人に愛される濃密な時間でした。
この後、召使いはペットロスにもなりましたが周りに助けられ元気になりました。
明日で13回忌です。これが最後の法要となります。
明日は、やっと帰ってきます。
最後にムクを見ていってくれたら、嬉しく思います。





この日は病院で召使いが行けないにも関わらず、説明がなかったのでキレたそうです。
ごめんね、ムクショボーン
いつも、今日仕事だから彼にお願いしてあるから病院行ってきてね。帰ったらご褒美にスープあげるように言ってあるから頑張ってきてねラブラブと話すとすんなり行くそうです。
それを忘れると鳴き叫ぶそうで手がつけれないみたいです。
この日、召使いがガッツリ叱られました。





私は、この写真のムクが大好きです。
このブルーアイとてへ顔が大好きです。



お正月に寂しい話をしてすみません。
でも、嬉しくもあり、寂しくもあります。
でもムクが教えてくれた事に感謝してます。
ムク、明日待っててねウインク



ここまで読んでいただきありがとうございました。