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○「寝ずの番」

ポニーキャニオン
寝ずの番

皆様お早うございます。
今日もこうして健康に爽やかな朝を迎えることができました。
夜更かしのためか朝食を採る気になりませんので、今朝は一杯(正確には半杯)の牛乳でスタートであります。


この夜更かし、主にワタクシ的な事情によって行われるものでもあります。
今回の場合は、お友達とネット対戦ゲームで盛り上がってしまったがための夜更かしでありまして、それ以外にも映画を見る時間がズレ込んでしまったり、サッカーの中継があったり、考え事をしていたら脳みそが暴走して眠れなくなったりと、その都度色々な理由がございます。
今日ご紹介する作品は、師匠の通夜で夜更かしをすることになった弟子達の粗忽ぶり、師匠への愛などなどを描いた作品であります。


この作品、序盤からいきなり下ネタ、それもかなりの大技を繰り出してきます。

明言はあえて避けますが、予告編をご覧になった方ならなんとなく内容は理解されていることでしょう。
とにかく物凄いインパクトです。

木村佳乃が何だかいきいき輝いて見えるのは、一体何なんでしょう?

まぁ師匠がお亡くなりになって、そのご遺体の前で思い出話に花を咲かせるのが前半。

故人の思い出話や逸話などで話が進行し、笑いの中にも人情味ある感動もあって、「ははぁ、なるほどこういう路線か」と。
ところが中盤を過ぎたあたりから妙な空気が流れ始めます。


マキノ雅彦監督の意図なのかそうでないのかは分かりませんが、どこかうっすら寒気が漂っています。

単なるコメディであって、そうでないというか。

師匠、兄弟子、師匠の奥さんと重要な人が立て続けに亡くなり、ただひたすら「寝ずの番」を描き続けるという。

バカ騒ぎで悲しみを乗り越えようとする人々の狂乱が、僕には少し怖いもののように感じました。


寝ずの番 - allcinemaONLINE


上映時間:110分
製作国 : 日本
公開情報:劇場公開 (角川ヘラルド・ピクチャーズ)
初公開年月:2006/04/08
ジャンル:コメディ/ドラマ
映 倫 : R-15
監 督 : マキノ雅彦
原 作 : 中島らも 『寝ずの番』(講談社刊)
脚 本 : 大森寿美男
出 演 : 中井貴一 橋太
     木村佳乃 茂子
     木下ほうか 橋枝
     田中章 橋七
     土屋久美子 多香子
     真由子 美紀
     石田太郎 小田先生
     蛭子能収 田所
     桂三枝
     笑福亭鶴瓶
     浅丘ルリ子
     米倉涼子
     中村勘三郎
     高岡早紀 バーの女
     堺正章 元鉄工所の社長
     笹野高史 橋次
     岸部一徳 橋弥
     長門裕之 橋鶴
     富司純子 志津子