○「イーオン・フラックス」
- ジェネオン エンタテインメント
- イーオン・フラックス スタンダード・エディション
西暦2011年、人類は新種のウィルスにより99%が死滅し、科学者が開発したワクチンのおかげでなんとか全滅を免れた。
生き残った500万人は汚染された外界から隔てられた「最後の都市・ブレーニャ」で安全かつ平和な生活を送るようになる。
しかし西暦2415年、ワクチン開発者・トレバーの子孫と科学者で構成された政府は秩序維持の名の下に圧政を敷いていた。
何らかの理由で政府が隠蔽する失踪事件が相次いでいたのだ。
そんな政府に強い疑いを抱く反政府組織“モニカン”は、最強戦士イーオン・フラックスに支配者トレヴァーの暗殺を命じ、政府の中枢である要塞へと送り込むのだった…。<イーオン・フラックス - allcinema
より一部転載>
アジアの様式を意識しつつきちんと消化した独特の美的感覚。
中途半端にアジア的にするよりは、消化しきった上で別の物としてアレンジされている方が全然良いと思います。
これが可能だったのは、原作者が韓国人というのも影響しているのかもしれません。
また、所々インパクトのある視覚的演出の小技が光ります。
侵入者撃退用の装置は、例えば木の実の形をしたニードル・ガンだったり、芝生に見せかけた棘だったり。
あらかじめばら撒いておいて、口笛の音に反応して集まってくる玉状の爆薬も気が利いてました。
サーチライトに照らされる丸い窓にたたずむイーオン。
光は窓枠の片側だけを照らし、綺麗な半月を描きます。
随所にちりばめられた、美しい描写。
アクションは、序盤でトレヴァーのいる施設に侵入する所が良かった以外はこれと言って目立ったシーンは無いのですが、全体的に無難にこなしている感じで印象は悪くはありません。
何と言ってもシャーリーズ・セロンが背が高くて見栄えがするので、むしろこういうアクション作品も全然イケることが証明されました。
シャーリーズ・セロンは本当に美しいです(*^_^*
こんな綺麗な人がいていいのでしょうか…?
はぁ。
美とアクションとシャーリーズ・セロン。
これが全ての作品です。
上映時間 : 93分
製作国 : アメリカ
公開情報 : 劇場公開 (ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月 : 2006/03/11
監 督 : カリン・クサマ
脚 本 : フィル・ヘイ
マット・マンフレディ
出 演 : シャーリーズ・セロン イーオン・フラックス
マートン・ソーカス トレバー・グッドチャイルド
ジョニー・リー・ミラー オーレン・グッドチャイルド
アメリア・ワーナー ユーナ・フラックス
ソフィー・オコネドー シサンドラ
フランシス・マクドーマンド ハンドラー
ピート・ポスルスウェイト キーパー