白内障の手術を50歳の時にしたのですが(3年前)、その時の話の続きを書こうと思います。

 

私の当時の視力は、裸眼で0.3~0.4程度。

矯正視力は1.0あったのですが、右目の視力がだんだんと落ちてゆき、最終的に眼鏡をしても0.6を切るようになりました。

白内障の発症は両目共でしたが、どちらかというと右目の方が強い。

右目だけ手術しても良いが、右目を手術すれば左目の霞が強く感じるようになるし、いづれ近いうちにどちらもしなければならないとすると、同時にした方がいいと医師に言われました。

 

ただし、片目ずつ2週間あけて(両目同時手術は基本的にはしない)。

 

①選択肢の入り口として「多焦点レンズ」と「単焦点レンズ」があるが、私は単焦点と決めていました。

理由として健康保険の適応外ということもあるんだけど、何より見え方の鮮明さが多焦点より単焦点の方がいいから。

多焦点レンズは遠くも近くも焦点が合う代わりに、どの距離もそこそこの見え方らしいのです。

稀に多焦点が合わないという人もいると聞くので、そうなった時に、慣れるまで大変そうだなぁというのが不安要素のひとつでした。

多焦点レンズは「眼鏡を一切使わず裸眼のみで生活する」ことを目指したもので、それ以外に特にメリットはない(と感じた)ので、眼鏡生活に慣れている私は、多焦点レンズに魅力を感じなかったのです。

 

②ピントをどの距離合わせにするかが、一番悩みました。

水晶体を取って眼内レンズに入れ替えると、ピント調整機能がなくなるため、どの距離にピントを合わせたレンズにするかが重要になります。

担当医は私の現在の視力に合わせ「60cm」を勧めてきました。

しかし私は会社でできるだけ老眼鏡を使いたくなかったので

「50cmではどうですか?」と聞きました。

「いいですけど、今より近視は強くなってしまいますよ?」と言われました。

実際この10cmがどれだけ影響があるかは分かりませんが、私は50cmに拘りました。

50cmだとちょうどPCまでの距離に近いし、裸眼でスマホも見える距離です。

デスクワークが主体の仕事ですし、遠距離は車を運転する時くらいで、ほとんどが近距離を見る仕事。

強度近視であれば、裸眼で遠くが見える世界に憧れたりしたのかもしれませんが、私はそういうのも特にありませんでした。

 

そんなわけで、私は両目共、50cmの距離に合わせた単焦点のレンズ(-2.0D)を入れることにしたのです。

 

 

実際そのレンズを入れてみて見え方や生活はどうか、手術はどんな感じだったかを次回のブログで書きますね。

 

 

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プランターで「水菜」を育てています。

種をパラパラ撒いて、2~3週間もすればこのように。

ベビーリーフとして食べてもいいし、大きく育ててしゃぶしゃぶにしてもいいのでお勧めですよ!