2024年に入って初の投稿になります。
実は今年の4月22日に
「古武道へのいざない」をテーマに、
奈良の志賀直哉旧居にて講座を行う事になりました。
というのも昨年の下旬頃に、
大学生の頃にお世話になっていた教授より
ご連絡をいただけた事からでした。
正直なところ私自身、
コロナ禍の緊急事態宣言以降は生徒もおらず、
あまりにも誰も来ない日が続いたので、
思い切って今年早々に一旦道場を閉鎖したのですね。
私が若かった頃といえば、
まだ同年代から上の年代の人達で、
自分から伝統武芸に興味を示して習う人は
少ないなりにもそれなりにはいたのですね。
もちろんその目的や理由は各々異なっていた訳で、
中には何か(アニメやゲームやドラマ、時代劇や
映画のキャラなど)に対する強い憧れのようなものや、
独自の個性による世界観(RPGのような幻想的なもの)を
現実化へ近付きたいような人もいたり。
またある人は破綻した生まれ育った環境
(家庭環境の歪みや虐待、学校のいじめ等)による生い立ちなど、
異なる中で様々な想いがあって武術に没頭する人はいた訳です。
またある人は武道を知らない治療家(鍼灸師など)
のような人が本質的な要素を知る為に必要と感じて習う人など、
いろいろおられた訳でした。
しかし、どのようなきっかけをもとしようとも、
当時はいろんな想いから武道に没頭する人がいたのに対し、
そんな人達をすっかり見なくなったなぁと。
さらにはそんな中で、
昔からもそうだったとはいえ、
海外の人は外国からでも日本に習いに来ては
外国で広めて結果的に全世界規模になっていき、
ついには乗っ取られたかのような雰囲気に
どこか腹立たしかったのはありました。
同時に自国の伝統武芸に対して価値を感じない
日本人に対する腹立たしい気持ちも強ければ、
だからこそ私自身は10年以上会社勤めしながらも、
大阪から関東まで行き来し習い続けられたのは
あったかもしれない。
関東に通っていた頃の練習相手はほとんど外国人、
それも1年間で限られた時期のみしか滞在できない中で
継続しては国に持ち帰って稽古をしては
海外でどんどん広がっていった訳で、
そんな彼らと稽古をしている中で励みのようなものは
私にとって強かったんじゃないかと。
それだけ世界では需要もあって価値があるはずなのに、
今の日本人は何なのだ!?っという気持ちから、
いつしか嫌悪感のようなものを感じ出してしまい、
年始早々閉鎖する事にしちゃったのですね。
やはり私としては日本発祥の伝統武芸、
それ故に日本の人にこそ関心を持って残して
いきたかった訳でした。
そんな中で大学でお世話になった教授から、
「今の時代にこそ、
そういった伝統武芸の精神は必要だと思っているので、
ぜひやってもらいたい。」
というお声掛けをいただけたのですね。
そのパンフレットが以下の画像になりますので、
興味のある方は以下をご参照くださいね。
まだ打ち合わせ段階であれば
あくまでも講演であり、
道場でやるような稽古そのものではありませんが、
少しでも日本の伝統武芸に関心を持ってもらえる
機会になればと思います。
スポーツや格闘技のような勝敗ではない、
強弱でもなければ優劣でもない、
精神や伝統がどういったものであったのか、
生き延びる術が型や手順として残された武芸が
いかなるものであるかを知ってもらえるような
講演をできるようにしたいなぁと考えています。
柳生 久志
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