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映画・読書の感想・抜書き

映画の感想をメインに、読んだ本の感想なども。

出不精なので最新の映画とは限りません。

ギリシャ悲劇で有名な話。
先王ライオスが盗賊によって殺され、
更にスフィンクスの出す有名な謎かけ

「ひとつの声を持ちながら、四足、ニ足、三足になるものはなにか?」

に答えられなかった住民がひとりずつ殺されて行く。
そんな状況に現れたオイディプスは見事謎かけを解き、
テバイの王として国を栄えさせていたが、
あるときから飢饉と疫病が国中にはやる様になり、、、

この本ではスフィンクスのところがすっ飛ばされてて、
ここから話が始まる。

やがて心理学で有名なエディプスコンプレックス
の元ネタとなったオイディプス出生に関わる悲劇が
明らかにされていく。

大枠は知っていたけど、実際に読んでみると
すごい話だ。これでもかっ、てくらい悲惨・壮絶な話。

ただあくまで劇の上演を前提に書かれた
戯曲なので、実際の舞台を見ないと生の迫力が分からないのは残念なところ。

しかし、読んでおいて損はないし、ここを入り口として
実際劇場や映像として見てみたい作品。

DVDもある みたいなので機会があったら見てみたい。
舞台で見るのが一番なんだろうけど、
タイタス みたいに映画として誰か作らないかな、
エグ過ぎて無理かな。

ソポクレス, 藤沢 令夫
オイディプス王

人気もの、ウィル・スミスのラブコメ。
デートコンサルタントとして口コミで活躍しているが、
実は自分自身が不器用で振られた過去を持つと言う役どころ。

たいていのラブコメにはどっかにちょっといいせりふが
入っているものだけど、今回ちょっと感動してしまったのは

コンサルタントを頼んだアルバート・ブレナマン(ケヴィン・ジェームス)が
ヒッチ(ウィル・スミス)に片思いの相手への思いを語るところ。


”朝起きると、胸が痛む。
 たとえ他の男と一緒でもでも彼女が幸せならそれでいい。そんな気持ちになるんだ”


うろ覚えですが、こんなせりふ。個人的にツボなセリフでした。
公式サイト見たら映画出演はこれが初めてのコメディアンらしいんですが、
上手いですね、このひと。不器用な男を可愛く演じてます。

ただヤリたいだけの男は用がなく、真剣に幸せになりたい人のみを
コンサルタントしているヒッチはこの言葉で彼の恋を助けることにする。

そんな時、雑誌記者のサラ・スミス(エヴァ・メンデス)と出会って
彼女を口説こうとするヒッチだが、
自分の恋愛についてはスマートに行かず、云々かんぬん。

ウィル・スミスは性格いいんだろうなって毎回思いますね。
他の作品見ててもいい人って感じだもんなあ。

ストーリーもだれることなく、笑いを交えながらテンポよく
進んでいくので楽しんで見られました。



ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
最後の恋のはじめ方 コレクターズ・エディション
日本で大ヒットしたShall We ダンス? のリメイク作品。
ストーリー展開とキャラの役割はほとんど同じ。

だけどこの映画ではリチャード・ギアとその妻役のスーザン・サランドン夫婦の
関係に重点が置かれているので日本版が好きだって人も
別の作品として楽しめるのでは。

基本設定はほぼ同じなので周防作品におなじみの竹中直人、
田口浩正のハゲとデブのキャラもちゃんといる。

見ていて思ったんだが、リチャード・ギアの冴えない弁護士って
役が無理があるなー。
役所広司ももちろんかっこいいんだけど、どこか冴えない感じが
ちゃんと出ていた。

だけど邦画とハリウッドスタイルの違いなのか、リチャード・ギアが
どうみても格好いいのだ。ちょっとネタバレになるが奥さんを迎えに
行くシーンなんかめちゃめちゃ格好いい。

日本版ではダメダメだったダンスが次第に良くなっているのも
描かれていたけど、リチャード・ギアはダンスが下手な演技を
しているはずなのに本当は上手なのがバレバレ。

ジェニファー・ロペスは存在感あるし、動きのキレもあるんだけど
社交ダンスのノリとは違うような。。。

あくまでこの映画はダンスをきっかけとした夫婦の関係修復の映画。
リチャード・ギアがすごくかっこいいので雰囲気を素直に楽しめばいいんでしょう。
ちょっと感動も出来てお勧めです。

東宝
Shall we Dance ?(初回限定版)

なにを今更、あるいは逆に新しいのか?
とにかくプレスリーの映画の中で最高傑作とも言われる作品だそうで。

ストーリー
バーでの喧嘩で人を殺してしまった主人公が
出所後、そのルックスと歌の上手さで大スターになるが
その途中で大事なもの(友情とか愛とか)をなくしていたことに気がつく。


とかそんなベタな話、とにかくプレスリーありきの作品。
ちょっと調べたら石原裕次郎が映画に出まくってた頃と
大体同じ。当時の潮流だったんだろう。
今でもたまにアイドルが似たようなの作ってコケたりしてますが、

なにが違うって主人公の魅力が段違いってことなんだろう。
演技が上手いとは言えないが、歌は上手いしなにより
男から見てもチャーミング。

当時のスーパースターで周囲も本人もそれを自覚しているからなのか、
とても魅力的に見える。

当時のスターはこういう好循環が回ってどんどん魅力的に
なっていったんだろう。

プレスリーの魅力が味わえるエンターテインメント作品。
ネタとしてもどうぞ。
ワーナー・ホーム・ビデオ
監獄ロック

ルール
・ マクドナルドにあるものしか食べてはいけない。(水も含む)

・ 朝・昼・晩3食を欠かさず、食べる。
・ スーパーサイズを勧められたら断ってはいけない。

・ すべてのメニューを必ず一回は食べる。

これを一ヶ月続けるだけのドキュメンタリー。
いわば体当たりレポートだが、これが笑えるようでぜんぜん笑えない。

ちなみにスーパーサイズのドリンクは1リットル以上。
マクドナルドに限った話じゃないようで、半ガロン(2リットルくらい)のドリンクも
普通に売られているんだとか。

それに合わせて自動車のドリンクホルダーの規格が大きくなりつつあるという
馬鹿みたいな、っていうかバカなホントの話。

作品中に出てきた胃の大半を切除した男性はそのソーダを一日3、4杯
飲む日もあったとか。(また妻が私は一杯しか飲まないわとか言ってるし...)


で一ヶ月食べ始めるわけだが、最初の一週間でいきなり7キロ増!
実験開始時には体脂肪率11%の健康な身体だった監督(モーガン・スパーロック)が
2週間を過ぎたころには明らかに腹回りに脂肪がついてきたのが分かる。

さらに彼女(ベジタリアン)も登場させ、実験を始めてから
彼のSEXがあまり良くなくなったとまで言わせる始末。

彼の食事風景や一般人へのインタビューを交えつつ
現在のアメリカの現状(学校の給食、教育、そしてアメリカと言えばロビイスト集団。)
を紹介していく手法はボウリング・フォー・コロンバイン に似てるかも。

作品中に出てくる悪いロナルド


supersizeme


がだんだんITに出てくるピエロ

IT



みたいに凶悪なイラストになるのが面白かった。