今年で三回目となる汐留ロコドル甲子園。
その準決勝の最終日となる第四試合へ行ってきました。
ここまで準決勝を勝ち残ってきたのは、SunRisa(京都)、8princess(八王子)、フルーレット(滋賀)の三組。
それに、この日に勝者となった一組を加えた四組とで決勝戦を戦う事となります。
司会は、お馴染みサミットクラブの静さん。
軽いトークで会場を温めてからライブスタート。
一組目は新潟県上越市から来た高田本町商店街PRアイドル・がんぎっこ。
昨年9月、下北沢でのU.M.Uアワード2016関東甲信越予選以来、一年ぶりに見ました。
あいみさん。
一年前に見た時から唯一残っている正規メンバー。
あみかさん。
乙女座長☆銀河団のリーダーで、がんぎっこサポートメンバー。
ありささん。
cana÷bis(カナビス)のリーダーで、同じく、がんぎっこサポートメンバー。
みんな名前が「あ」で始まる三文字なのね。
一曲目は、『Happy Time!』。
富山のアイドル、vienolossi(ビエノロッシ)のオリジナル曲で、最後のタワーもオリジナルを再現。
しかし何故、ビエノロッシの曲?
二曲目、『Bon Voyage!!!!』。
珍土産では、やはり高田本町商店街のPR。
全長600mの通りに180店舗が集まっているそうな。
そして、がんぎっこと本町商店街のコラボ商品、がんぎっこブレンドコーヒーや、がんぎっこ瓦せんべい等の紹介。
商店街の方々からのメッセージが書き込まれた横断幕。
沢山の「ガンバレ」や「ありがとう」のメッセージを見ると胸が熱くなります。
三曲目、『手をつないで』。
歌詞に感じ入ったのか、これまでの想いが込み上げてきたのか、歌いながら涙ぐむ、あみかさん。
四曲目、『僕らの場所』。
がんぎっこメンバー、卒業していったメンバー、応援してくれるファンの皆さん、本町商店街の方々、がんぎっこに関わる全ての人へ向けて歌ったという、この二曲。
拍手ポイント、95デシベル。
ちなみに、がんぎっこの名前の由来となっている雁木(がんぎ)とは、雪国において積雪時の通行路を確保するため、商店や個人宅の道路側に設けられた庇の事で、雁の群れが斜め一列になって飛ぶ姿に似ていることから名付けられたそうです。
上越市の高田地区には全長16kmにも及ぶ日本一の雁木通りがあり、今でいう商店街のアーケードのようなものですが、個人の私有地を公共のために提供している所が異なります。
二番手は、栃木県佐野市のアイドル、SANOブランドール。
普段は撮影OKでもネット掲載禁止な、SANOブランドールですが、この日は特別にネット掲載もOK!
でも事前告知が無かったから、一枚も撮っておらず写真は無し!
今年一月、和光での鍋グランプリ以来でしたが当時のメンバーは全員卒業して、現在のメンバーは中学生一人に小学生五人と一気に若返りました。
佐野と言えば、真っ先に思い浮かぶのは唐沢山城ですが(え?)11月に佐野では全国山城サミットが開催されるそうです。
上杉と北条の間に挟まれ、結果、上杉謙信に十回以上も攻められたという唐沢山城。
以前、自分も行きましたが関東の山城には珍しい石垣や、張り巡らされた掘り切りが見応えあり面白かったです。
三番手は三年連続出場の、今ねばれるアイドル、水戸ご当地アイドル(仮)。
黒いTシャツが、正規メンバーの、うめさん、ゆりりんさん。
白いTシャツが研修生の、あみさん、ららさん、れんさん。
一曲目は、茨城県の特産品が盛り沢山な曲、『いばらきおいしいパラダイス』。
ご当地ちゃんだけでなく、しもんchuやT-Princess、ノノキスと様々な茨城アイドルが、この曲を歌ってきましたが、みな解散や活動休止になり茨城アイドルも少なくなりました。
そう言えば、かしま未来りーなも、はなさんが卒業してから見に行っていない。
Tシャツのカラーが白と黒と言う事で、ご当地アピールは、水戸が発祥のオセロ。
この日は歌わなかったけど『NEBAPPE☆MITOPPO』の中でも♪オセロ発祥の地~と歌詞にあります。
太平洋戦争が終結した1945年、当時、水戸の中学生だった長谷川五郎少年が挟み碁というゲームを考案し、やがて碁石の代わりに、当時メンコの代用品として使われていた牛乳瓶のフタを使いだしたのが、オセロの始まりだそうです。
二曲目、『梅』。
水戸と言えば偕楽園の梅も有名ですが、これは梅の花ではなく梅干を主眼に置いたアップテンポで滅茶苦茶カッコ良い曲。
久し振りに生で聞いたけど、やはり盛り上がりますね。
最後の曲は、7月2日に初披露されたばかりと言う新曲、『魁(さきがけ)』。
ラストは安定の印籠。
拍手ポイント97デシベル。
ゆりりんさん、三年連続出場ともなれば静さんとのトークも手慣れたものでした。
四組目は兵庫県姫路市のアイドル、WT☆Egret(ホワイトイーグレット)。
高尾実生(みおぴ)さん、高原ひとみ(ひぃちゃん)さん、藤川日菜(ひななん)さん、佐藤那実(なーりん)さん、篠咲くれは(しの)さん、堀川知華(ちっち)さん、太田百萌花(ももちぃ)さん。
WT☆Egretの名前の由来は、姫路城の別名・白鷺城から。
同じ姫路のKRD8とは姉妹グループ。
一曲目、『ぼん☆ぼやぁじゅ』。
二曲目、『シャカリキ☆コースター』。
えーと・・・曲の途中からステージの真ん中で、おでんを焚き始めるは、コントが始まるは、姫路城のゆるキャラしろまるひめが乱入してくるはで、もうカオスです。
姫路では、おでんを生姜醤油で食べるのが一般的で、その起源には諸説あるそうですが大正末期か昭和初期から始まったと言われ、2006年から、それを「姫路おでん」と名付けて町おこしの一環にしているそうです。
漫画みたいなキャラが妙に際立っていた、ちっちさん。
ライブ後のトークでも静さんに弄られていました。
三曲目、『ステイゴールド』。
四曲目、8月に発表したばかりという新曲、『果てない空』。
最後の方は雨がパラついてきてしまったけど、パフォーマンスには一切影響を見せず。
WT☆Egret、ハチャメチャなのかと思いきや締める所は締めるパワフルなライブで、最後はカッコ良く決めてくれました。
拍手ポイント、93デシベル。
WT☆Egretさん、初の関東遠征で近畿から出るのも初だったそうです。
全てのパフォーマンスが終わって全員集合。
SANOブランドールも、ようやく写真を載せられました。
集合写真のあと結果発表。
四位は186ポイントで、SANOブランドール。
三位は187ポイントで、がんぎっこ。
残るは、水戸ご当地アイドル(仮)と、WT☆Egretの二組。
そして決勝進出は193ポイントで、水戸ご当地アイドル(仮)。
三年連続の決勝進出でした。
二位の、WT☆Egretは189ポイントと、接戦でした。
メンバーの脱退や交代を繰り返しながらも、茨城アイドルトップの座を守り続けてきた水戸ご当地アイドル(仮)。
現体制になってから大会に出るのは初めてだったそうですが、お見事でした。
どのアイドルさんも地元愛に溢れたパフォーマンスで、個人的には順位なんて関係ありません。
みんな素晴らしかったです。
やっぱり、ご当地アイドルは面白い。
8月26日の決勝戦は行けませんでしたが、優勝はフルーレット。
二位は同率で、水戸ご当地アイドル(仮)と、8princess。
三位は、SunRisaでした。
2015年の、アイくるガールズ。
2016年の、Menkoiガールズ。
2017年の、フルーレット。
続く、2018年大会では、どんなアイドルが出て来るのか、そもそも開催されるのか。
そんなこんなで!お疲れさまでした!!!