アルが亡くなりました
下のようなくだらないブログを書いてて自分が恥ずかしいくらいなんですが、たった今丁度0時ごろ愛犬の老犬の方のアルが亡くなりました。
13歳と半分でした。
このブログでも何度も登場させてたのでご報告します。
貰ってきた時もケンネルコフっていう大病を患って、それでも完治してやんちゃに元気に育ち、10歳くらいの時に胃捻転って大きな病気をやっていて、大手術にも耐え、ラブラドールレトリバーという犬種では長生きだったアル。友達も皆先に逝っちゃって晩年は寂しそうだったけど、いっつも湿気のある力強い舌で私のことを励ましてくれていました。
きっともうすぐお迎えがきちゃうんだろうなぁとは思っていたんだけれど、今日の夜に二回目の胃捻転を起こしてしまって、もうこの老体は手術にも耐えられないだろうからと、必死に胃捻転の為の処置は家族全員でしたんだけれどやっぱり無理でした。
それでも最後まで一生懸命呼吸を続け、頭を私の手に乗せてくれました。
きっとそうなるんだろうな、と思っていたけど、アルと過ごした13年間の思い出が鮮やかに頭の中をよみがえってくる。
初めて家に来た時。
私のお気に入りだったサンダルをかじられて本気で怒ったこと。
駒沢公園でボールキャッチが上手くて、ちょっとした人気者になったこと。
一緒にキャンプや海に行って泳いで遊んだこと。
その時浮き輪を岸辺まで引っ張ってくれたこと。
いっつも帰ってきたとき階段の上で尻尾を振って迎えてくれたこと。
私が泣いてた時ただただ側に居てくれたこと。
家族の絆になってくれてたこと。
たくさんたくさん頭の中に蘇ってきて、出てくる言葉はただただありがとうという言葉だけです。
最後の最後まで私の手を舐めてくれた。ちょっといつもより冷たい舌で。
泣いてばっかりじゃダメだって、アルはそんなんじゃ喜ばないって思うけれどやっぱり寂しいよ。あんな大きな体がこの家から居なくなっちゃうなんて。
ホントにあっという間で、まだ実感が沸きません。
でもアルはきっと今天国で、大好きだった友達と再会して、大好きだった野原や海を、もう悪くない腰で駆け回って遊んでるんだと思うから。私はもう笑わなきゃ。いつまでもショボショボしてられない。
明日、お墓に弔ってあげるけど、灰を少しわけてもらって、大好きだった湘南の海にまた連れて行ってやろうと思います。
残されたアポロは寂しいだろうなぁ。せっかく最近すごい仲良くなってきたのに。
うん、でも私も今は寂しいけれど、大丈夫だよ。アルからもらったモノはホントに大きいし、今もココにあるから。
本当に13年間ありがとう。